教えて!住まいの先生

Q 地震国の日本で屋根に瓦を乗せてるのはなぜですか。いったん大きな地震があれば倒壊までいかないまでも瓦が大量に剥落するのに。しかも瓦ってただ乗ってるだけで、いったんなくなると雨漏りの危険があるんですか。

補足

回答ありがとうございます。確かに台風で瓦が飛ぶのはレアでしょう。でもただ乗せてるだけで固定されてないなんてちょっと手抜きなきがしませんか。

質問日時: 2011/6/30 10:30:07 解決済み 解決日時: 2011/6/30 17:22:03
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2011/6/30 17:22:03
近年の屋根材は、重量型の陶器瓦とか、セメント瓦から、計量型の住宅用スレート(俗称 コロニアル)に変わりつつあります。

高年齢の方も従来の陶器瓦では、なく、地震に強い、計量型の住宅用化粧スレートにして下さいと頼まれました。

ケイミューと言う会社が、従来の瓦と住宅用化粧スレートの違いを言ってます。
メカニズムがコレ!!
http://www.kmew.co.jp/sotoreform/proposal/genshin/index.html

住宅用化粧スレートも高耐久型の素材も造ってます。

地震で、崩壊した時に、実際、従来の瓦が落ちて下敷き事故が、沢山の事例があります。

参考写真
http://www.e-know.jp/usr/chugoku/%E5%80%92%E5%A3%8A%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG

瓦は、すぐ飛ぶじゃないかと言う事は、ないです。 瓦も瓦同士が、爪みたいな物を付けて連続性のある一体瓦の様な型になっており、負圧の力も風速70mにも耐えられる様になりますた。

乗ってるだけではありませんよ(^^)d
垂木に野地板を釘でとめて、ルーフィングタッカーでとめ、瓦桟をビスでとめ、の後に瓦をビスでとめてあります。
工法も変わりました。
すぐ雨漏となる事なんてとんでも無いです。

ただ、崩壊時は、恐い物です。
その分建物も強度が増し、以前依り、筋交い等も増え、金物補強もしっかり付けてあるから、一概に
瓦が悪いとは、言えなくなりました!

鉄板とかFR Pとかありますが、多くは葺いてません。

安全性から、言うと
①住宅用化粧スレート
②鉄板系
③瓦(平板)
④瓦(和型)

ですね(^^)d

高年齢の方は、和型の陶器瓦が、ステイタスと思ってますね!!
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質問した人からのコメント

回答日時: 2011/6/30 17:22:03

みなさん、詳しいお話ありがとうございました。実は、今朝の地震で実家の屋根の瓦が8割ほど落下。瓦の屋根峰が自慢の老母はさぞかしショックで。かくいう私の家もいぶし銀色のなんとかという一見りっぱな和瓦葺きで、近い将来に同じ思いをするかもとぞっとします。時代は移ってるんですね。よく調べて考えて材料を選ばないといけませんでした。

回答

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A 回答日時: 2011/6/30 17:05:24
ボルトナットが使われることがなかったほんのちょっと前まで、さかのぼると、100年に一度の地震に対してより毎年やってくる強風に対しての工法が発達するのは自然です。

とはいえ瓦を使えたのはお金持ち、一般には土壁で重さを賄いました。

またこの当時は火災に対しても瓦が最も優れた材料であったと思います。現代の工法でも瓦の持つ長所は生きておりこれがいまだに使われる最大の理由です。

お言葉を返すようですが、地震の方がレアですよ、それにのせているだけではありません。
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A 回答日時: 2011/6/30 13:25:29
◆風雨に強い

建物の重心は低い方が地震に対して有利なので、瓦で屋根を葺くと屋根重量が増し、地震での倒壊が懸念されます。そのため天皇陛下が地方で泊まる家屋は藁または茅葺を指定されていました。

瓦屋根の一番の長所は、風雨に強い事が上げられます。※但し現代の屋根材料としては瓦を上回る物が多数あるため、これは少し昔の話です。

瓦の登場はかなり昔なのですが、元々は権力者や寺院にしか使われておらず、庶民は藁葺き、板葺きが多かったのです。そのため風雨に弱く、頻繁に修理や交換が必要になる屋根が多かったのです。それが江戸時代辺りから広く普及しはじめ、昭和の頃には庶民の家も瓦で葺くようになりました。

瓦は水を浸透させない材料で、長期間使用しても腐ったりせず、ある程度の重量があるため、過去の屋根よりも「風雨(風雪)に強い」事がメリットでした。

また土(粘土)を焼いただけの物ですから、全国どこでも材料が調達が可能で、製造方法が簡単だったこともあります。工業製品として規格も統一でき、取付、補修修理も簡単で、屋根の大きさを選ばない等、他にも多くのメリットがありました。

現在では瓦よりも軽量で、強固で価格も安い物があるため、今から建築される方には見栄えの問題がなければ、過去の材料である瓦はお奨めできません。

▲瓦は乗せているだけではなく、釘や金具で固定をしています。昔は土と藁と水を混ぜたもので固定している場合もありました。
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A 回答日時: 2011/6/30 10:36:36
台風のためです。トタン屋根など吹き飛ばされます。瓦でも施工方法がちゃんとしていれば地震で落ちることはありません。
昔の施工は載せているだけだけど、今はちゃんと固定しています。

人に話をわかっていない?手抜きという次元じゃなく技術の問題。
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A 回答日時: 2011/6/30 10:35:05
地震国であるのと同時に台風がよく来る国でもあります

昔は基礎に家を固定するなんてことはできなかったため、家自体を重くする必要がありました

まあそういうことなんでしょうね
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