教えて！住まいの先生

昔と違って今はそういうことは設計屋さんが考えてくれます。
地盤沈下で有名な地域では、住宅に杭を打っていますが、犬走りが軒並み10cm以上下がっています。犬走りのコンクリートの重さまでは計算に入れなかったのでしょう。

その地域で工場を建てるために正月明けから杭打ちを始める予定で、正月前に直径40cmぐらいの電柱みたいな杭を搬入しておいたら、正月が明けたら杭を盗まれていたそうです。

慌てて杭を再発注して、打設完了して掘削を始めたら、盗まれたと思った杭が次々と出てきたそうで、杭打ち屋さんもこんなことは初めてで驚いたといっていました。基本的に杭は杭打ち個所に当たらない、基礎の出来るだけ近くに下ろします。

一週間の間に埋没して地面が平らになっていたそうです。我が家は基礎屋さんが掘削を始める前に、セメントのトンパックを数袋購入して、基礎屋さんに1ｍを目安に地盤改良をしてくださいと伝えたら、20年経った今でもベタ基礎の下が不動沈下した様子はありません。

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