教えて!住まいの先生

Q お盆期間中に噂の「地面師たち」観ました。 私も不動産屋の端くれですが、内容に理解できない部分があります。

「ドラマだから」と言われたらそこまでですが、アビルホールディングスの立ち位置が良くわかりません。

第3話の石洋ハウスとの折衝で、売主の尼さんとアビルHは既に売買契約を結んでいるとありました。
なのに石洋ハウスはそこから電卓を弾き出し、地面師と金額交渉しています。
いやいや、売主は目の前に同席しているアビルHなんだからアビルHと金額交渉ではないの?が1点です。

次に石洋ハウスが売主の尼さんに合わせてくれと言っていましたが、この時点で売主はアビルHなんだから尼さんに会って本人確認する必要がどこにありますか?
他人物売買であっても元の売主の本人確認までする必要はありませんよね?

ここからは私の推測ですが、これは一般的な売買取引ではなく、買主の地位譲渡による新中間省略やっていますか?
つまり尼さんとアビルHが土地の売買契約をしたが、石洋ハウスが土地をどうしても譲ってほしいと言う事で、アビルHから土地の再販売を受けたわけではなく、アビルHから買主の地位を譲ってもらった。
本来仲介手数料は売買価格の3%が上限と決まっているから、アビルHが貰える仲介手数料は3億円が上限なのに10億円貰っていることを考えると、これは仲介手数料ではなくて中間?手数料(買取と再販の差額分)と言う事であれば納得できます。
また中間省略であれば登記は尼さんから石洋ハウスに直接移転するので、尼さんの本人確認が必要になることも納得できます。
だとしたら相当難しい取引やっていますよね?
司法書士や不動産屋なら理解できなくもないですが、一般素人の視聴者には理解不能ですよね?
三為契約はよくやりますが、買主の地位譲渡なんて実務でやりますか?
私の推測合っていますか?
質問日時: 2024/8/17 11:05:48 解決済み 解決日時: 2024/8/24 08:59:10
回答数: 1 閲覧数: 2272 お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2024/8/24 08:59:10
〇アビルHを入れることによって、売買の信憑性を向上させた。
*アビルHは善意の当事者

〇売買契約を結んでいれば「他人物売買」とはなりません。
所有権の移転を尼さんより石洋ハウスにしなければ三為にもならず、
一般的な売買取引と同じことです。
*三為は所有権移転費用を含め税金・経費削減の理由が一番です。

〇>アビルHが貰える仲介手数料
法定報酬よりも利益を得るために契約の当事者になるのでしょうね。

【まとめ】
地方にある数千万円程度の土地では中々見られないかもしれませんが、都内の数億円を超える不動産の場合、このような取引は一般的なのでしょう。
一番の理由は仲介手数料以上の利益が得られること。そして善意の当事者を設けることでより取引の信憑性を高めることなのでしょう。
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