教えて!住まいの先生
Q べた基礎と布基礎
新築予定です。地盤調査の結果が極めて
優秀でした。それを受けて某高気密高断熱メーカーから、布基礎を進めらています。べた基礎にしても無意味だからと言われましたが、本当に布基礎で何のデメリットもないのでしょうか。
ご回答よろしくおねがいします。
補足
優秀でした。それを受けて某高気密高断熱メーカーから、布基礎を進めらています。べた基礎にしても無意味だからと言われましたが、本当に布基礎で何のデメリットもないのでしょうか。
ご回答よろしくおねがいします。
皆様ご回答ありがとうございます。湿気の観点からの評価では、布基礎とべた基礎どちらが良いでしょうか。木造軸組工法で、断熱は高性能グラスウール24ミリです。ご回答頂いた方からの補足もお待ちしています。
質問日時:
2013/8/8 21:06:06
解決済み
解決日時:
2013/8/13 07:33:01
回答数: 4 | 閲覧数: 792 | お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
はじめまして、ホームインスペクターとして、住宅診断・住宅検査をおこなっている建築士の和泉と申します。
仕事柄、住宅の床下に入り込んで基礎や床面のコンクリートに触れる機会も多いことから気付いた事をお話しさせていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。
先ずは、夫々の工法特長から拾い上げると
建物の重さを「線(布状)」で支える基礎と「面(ベタ)」で支える基礎の違いから、布基礎は建物の重さが一部に集中してしまう場合があり、地盤への負荷は大きくなりがちです。反して、ベタ基礎は建物重量を分散させて地盤に伝えるため地盤にかける負担は小さく、地盤の抵抗力(長期許容応力度)が20kN/m2以上の場合に採用可能です。(※布基礎の場合は、30kN/m2以上から採用可能)
以上のようなことから、ベタ基礎は布基礎に比べて「面」で支える有利性から不同沈下や液状化を起こしやすい土地でも被害を軽減させる効果が期待できるといえます。
今回、地盤調査結果が優秀だというお話しですが、欠陥住宅の70%は地盤の不同沈下と基礎工事の不備に起因するといわれています。また、そもそも地盤は平たんではなく不均一だということを念頭に置き慎重に工法を選択するようにして下さい。
(※私見ながら、経済性のみを優先させることなく、基礎は多少過剰スペックでも良いと思っています。)
次に、新築・中古の住宅の床下に潜る機会の多さから(体験から)、「布基礎+防湿コンクリート」と「ベタ基礎」を比べた場合、大引きなどの木材含水率は際だって大きな差が生じるケースは少ないと感じています。
基本はいかに床下の空気や風が循環できる換気の配慮が盛り込まれているかでしょうか。床下内部に空気が滞留して澱むようなスペースを設けない工夫や配慮があると良いかと思います。
最後に、床下に集中するインフラも含めた将来的なメンテンンス性(ガス配管・給排水管のやり替えや保守点検の容易性、床面コンクリートのひび割れ難さ・耐久性、etc)も考えながら工法の選択・計画されることをお勧めいたします。
以上、参考にして頂ければ幸いです。
仕事柄、住宅の床下に入り込んで基礎や床面のコンクリートに触れる機会も多いことから気付いた事をお話しさせていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。
先ずは、夫々の工法特長から拾い上げると
建物の重さを「線(布状)」で支える基礎と「面(ベタ)」で支える基礎の違いから、布基礎は建物の重さが一部に集中してしまう場合があり、地盤への負荷は大きくなりがちです。反して、ベタ基礎は建物重量を分散させて地盤に伝えるため地盤にかける負担は小さく、地盤の抵抗力(長期許容応力度)が20kN/m2以上の場合に採用可能です。(※布基礎の場合は、30kN/m2以上から採用可能)
以上のようなことから、ベタ基礎は布基礎に比べて「面」で支える有利性から不同沈下や液状化を起こしやすい土地でも被害を軽減させる効果が期待できるといえます。
今回、地盤調査結果が優秀だというお話しですが、欠陥住宅の70%は地盤の不同沈下と基礎工事の不備に起因するといわれています。また、そもそも地盤は平たんではなく不均一だということを念頭に置き慎重に工法を選択するようにして下さい。
(※私見ながら、経済性のみを優先させることなく、基礎は多少過剰スペックでも良いと思っています。)
次に、新築・中古の住宅の床下に潜る機会の多さから(体験から)、「布基礎+防湿コンクリート」と「ベタ基礎」を比べた場合、大引きなどの木材含水率は際だって大きな差が生じるケースは少ないと感じています。
基本はいかに床下の空気や風が循環できる換気の配慮が盛り込まれているかでしょうか。床下内部に空気が滞留して澱むようなスペースを設けない工夫や配慮があると良いかと思います。
最後に、床下に集中するインフラも含めた将来的なメンテンンス性(ガス配管・給排水管のやり替えや保守点検の容易性、床面コンクリートのひび割れ難さ・耐久性、etc)も考えながら工法の選択・計画されることをお勧めいたします。
以上、参考にして頂ければ幸いです。
質問した人からのコメント
回答日時: 2013/8/13 07:33:01
たいへん参考になりました。ありがとうございました。
回答
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A
回答日時:
2013/8/9 07:13:40
本当に地盤が強固ならばどちらの基礎でもいいでしょう。
その場合のデメリットは、むしろベタ基礎の方が重くて高いということになると思います。
地盤改良でくいを打つ場合でも全体に軽く直接杭に荷重がかかる布基礎の方が安全という事もあります。
地盤調査結果を確認し、構造的に問題がないのなら、「布基礎に防湿コンクリート敷き」というのでいいのでは?
その場合のデメリットは、むしろベタ基礎の方が重くて高いということになると思います。
地盤改良でくいを打つ場合でも全体に軽く直接杭に荷重がかかる布基礎の方が安全という事もあります。
地盤調査結果を確認し、構造的に問題がないのなら、「布基礎に防湿コンクリート敷き」というのでいいのでは?
A
回答日時:
2013/8/8 21:25:22
A
回答日時:
2013/8/8 21:13:19
布基礎の方が金を取れるからです!
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