教えて！住まいの先生

こんにちは。都内で不動産経営（大家業）をしている者です。

１）私の場合は都心部の普通の分譲マンションを購入して賃貸に出しているのですが、賃貸の入居者の割合が高いほど、
➀入居者のゴミの分別が雑になったり
②挨拶をしない入居者の割合が増えたり、
③単身者が多いと深夜の騒音トラブルが増えたり、
といったマイナス面はどうしても出て来ると思います。

２）また、投資用マンションの特有の問題としては、
④管理費・修繕積立金を低く設定している物件が多くなるので、清掃の頻度や排水管の高圧洗浄の頻度が減ったり、
⑤入居者によっては高圧洗浄や消防設備点検などが仕事で対応できない場合が多くなったり、
⑥世間体を気にせず郵便受けにチラシが溜まっていたり、
⑦宅配ボックスの荷物をなかなか取りに来ない人が増えて、宅配ボックスが使えなかったり、
など、ゴミの問題も含めて共用部分に問題がでやすくなるかと思います。清掃については清掃頻度や範囲を管理費でどのように捻出するかなので、お金を書ければできますが、投資用マンションの場合、ランニングコストが上がると投資用物件としても魅力が落ちてしまいますので、あまりそうならない場合が多いかと思います。

★あとは、殆どの所有者が物件に居住していないので、管理組合の運営が分譲主の関連会社にまかせっきりになっていることが多いのですが、住んでしまうと、管理組合の理事をお願いされる確率が上がるかもしれませんね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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