教えて！住まいの先生

Q 賃貸の短期退去(約1ヶ月)について質問です。入居してから毎日3〜5匹の虫がでます。よく調べてみると床、天井、窓など、いたるところに隙間がありました。

契約時には床の隙間を埋める修理をすると話がありましたが、直っておらず、問い合わせると修理したの一点張り。
写真を送って再度業者に連絡してもらうと、修理はできていなかったとの事。
その他の箇所も修理する言いながら全く連絡がありません。
異常な虫の量に安心して生活できない状態、何度言っても対応なし、連絡なしの不動産への不信感から、退去を考えています。
このような場合、違約金を払わずに退去はできるのでしょうか？
また不動産会社とのトラブル経験がある方、
どのような対応が一番効くのか、アドバイスがあれば教えてください！！

質問日時： 2024/9/25 15:02:09 回答受付終了
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回答

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A 回答日時： 2024/10/2 15:09:26

賃貸屋です

結論から言うと、非常に難しい話です。

「虫が出る」を理由にして「住居としての目的が達成できない」というのは
通らないからです。

「製薬会社の研究室なみに何千、何万匹の虫が常時発生」なら別ですが
本件で認められるのは「隙間の補修が不十分」といった、極めて軽微な
不具合にすぎません。

不動産屋から「修理はできていなかった」という言質を取っていなければ
不具合として争ったとしても「築年数に伴う経年の劣化の範疇」として
現状渡しで流されてしまう可能性の方が高いです。
そこから雨漏りするとか、カビが広がるとか、なにかしら他の理由を
付けないと争う事自体が難しいです。

ですので、不具合として家賃の減額請求としても非常に軽微な物なので
月に数百円も請求できるか…という程度のものです
退去違約金の支払いと相殺するとしても、その程度の話にしかならず
違約金免除なんてのは、ほぼ無理筋です。

不動産屋との対応トラブルに強いのは、街の行政書士ですね…
本件も、即自の対応を求める様に、そこで書面請求するのが直截です。

このレベルの市民トラブル、言い方悪いですけど少額すぎる案件を
実際に扱った事のある弁護士などほとんどいません
相談に行っても、大学の民法ゼミ生の方が詳しいのが現実です。