教えて!住まいの先生
Q ハウスメーカーについて質問です。 タマホームとクレバリーホームどちらで家を建てるか悩んでいます。 メンテナンスのことを考えるとどちらで建てた方がいいでしょうか?
またおおよその建物価格が分かる方がいましたら教えていただきたいです。
家の大きさは2階建35坪で4LDKを予定しています。
家の大きさは2階建35坪で4LDKを予定しています。
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2025/2/12 20:36:10
類似した質問に回答した為、同じような回答になってしまいますが
過去、タイル外壁を得意とする、軽量鉄骨と木質系を両方取扱う住宅メーカーに勤務(10年間程度)しておりました。
現在はその時の経験を活かして素材系メーカーでお仕事をしております。
タマホームもクレバリーホームも住宅メーカー在籍当時、競合した事もあり色々学ぶ事がありました。
近年もタマ、クレバリーそれぞれ建築した知人がおり相談を受けたりしていました。
(アイフルホームとの引き合いも多いです)
あくまで個人的な経験に基づく見解になりますが・・・(間違えていたらごめんなさい)
タマホームの特徴
→ローコストメーカーとなります
ただ昔のような建物坪単価29.8万(総額坪単価約45万)みたいな低価格の注文住宅は難しいようです。
それでも他社に比べたらローコストメーカーのパイオニア的な存在で注文住宅をお値打ち建築できます。
ローコストと謳いながらも選べる設備メーカー・商品グレードも良く選べる幅が広いのが特徴的です。
構法は在来+耐力面材のハイブリッド構法で、耐震等級3なっておりますが他社と大きく差はありません(悪い意味では無く今日では耐震等級3が上位で問題ない耐震等級です)
実大耐震を行なっており耐震性の確認も出来ています。
ローコストメーカーと言われていますが、規格住宅やセミオーダー住宅などはローコストですが、自由設計商品の場合、プランや間取りによってはミドルコストメーカー並みと認識される事があります。
断熱等級は4〜5相当と言われています
幅のある価格帯商品を持っている為、予算を抑えながらのお家造りをしたい場合、必要な物だけ選んでコストを落とす選択が可能です。外観も自由に形創る事ができます。
標準の屋根材は瓦も選べ、外壁はサイディングです。
外壁は20年程度で塗替えメンテナンスが発生します。(2回目以降のメンテナンスは大体10〜13年周期でメンテナンスが必要です)
クレバリーホームの特徴
→ミドルコストメーカー以上となります。
クレバリーホームといえば総タイル外壁の「クレタイル」、屋根材は「陶器瓦」、雨樋は変形強い「スチール芯雨樋」などを使用し、60年間屋根、外壁の塗替え無しなどメンテナンスコスト低減に努めています。
(ただし、バルコニーやシャッターBOX付のプランや雨樋、軒天、破風などの外装部材は20〜25年程度で塗装メンテナンスが必要です。また屋根は屋根材以外に下地のアスファルトルーフィングが重要になりますが、可能性は低いですがこちらの劣化が進むと瓦より先にメンテナンスが必要になる場合がございます。スレートやサイディングよりも遥かに長寿命ですが、必ずしも60年間メンテナンスフリーでは無い場合もある事を念頭入れた方が良いです。)
また断熱材は壁グラスウールと天井ブローイング、サッシは樹脂など断熱等級6の仕様となっています。
構法についてはプレミアムハイブリッド構法(SPG在来+耐力面材のハイブリッド構法)となっており耐震等級3相当なのでタマホーム同様の耐震性だと思います。
もしかしたら、少しクレバリーホームの方が耐震性があるかなと感じるポイントは、
・SPG構法により通常の2〜3倍の通し柱で上下階を接合・一体化している。
・実大耐震実験でタイル外壁、窓、玄関、バルコニー、屋根瓦などを取付より現実に則した建物で試験している。
点は大きいかなと思います。
また、オプションにはなりますが、収納MONOプレイスや空気、水関係の設備、標準とされる天井2.6m仕様はアイフルにはないお客様にウケが良い仕様・設備が多数あります。
タマは自社施工、クレバリーはFC加盟店が施工する為、品質は施工店次第となります。(口コミ評価の確認や場合よってはホームインスペクションの導入をお勧めいたします。)
また断熱性もコストをかければ両社、断熱等級7まで対応可能です。
ちなみに両社で建築した知人がおりますがともに延床33〜34坪ぐらいの大きさで建築価格が
・タマホーム 坪62万
・クレバリーホーム 坪70万
と聞きましたがプランや仕様・商品タイプで金額が変わるのであまり比較にならないと思います。
ただ何人か建てており相談をもらうので話を総合すると、ざっくり建物当たり300〜400万程度クレバリーホームの方が高いように思います。
(たまたまかもしれないのであくまで参考値として)
と言った具合ですが、
もし、自分がお勧めするとなると予算が許すのであればクレバリーホームをお勧めします。
質問者様がご心配しているメンテナンスですが、
タイル外壁の方がメンテナンスは大幅削減できます。ただメンテナンスフリーでは無いことはどこか念頭には置いておいたほうが良いです。
しかし、建物の質感・美観もメンテナンスに関する重要なポイントだと思っていただけるのであれば、タイル外壁は建物外観の質感、高級感の向上に大きく役立ちますし、経年による外観劣化も極めて少ないです。
住宅メーカー在籍時代に総タイルを採用され15年ほど経過したお家の見学イベントに伺った際、お施主が、
「築年が相当経過した後でも友達や親族を呼んでも恥ずかしく無い!」
と言っていたのをよく覚えています。
(当時は営業トークとして使わせていただきました(笑))
よくタイル外壁を否定する住宅メーカーが
「ウチならタイルの差額で数回分の塗替え費用が捻出できます」と言った営業トークをする人がいますが外壁の塗替えメンテナンスは、それ自体は、建物の耐久性向上につながります。が、外観の美観は塗装色や塗料を間違えると見た目を劣化させる事があります。
(よく街中で見かけるテカテカの塗替え直後の単色塗装であからさまに塗装したとわかる建物がソレです)
参考までに自宅は軽量鉄骨メーカーの総タイル外壁ですが、築20年になるにも関わらず外観は本当に綺麗で初めて来るお客さんからは築20年と伝えると驚ろかれます。
ただ後悔したのが屋根材がスレート材だった為、20年目の今年は塗替えメンテナンスをする予定です。
ちょうどこのタイミングで4畳ほどあるバルコニーやシャッターboxや雨樋などのメンテナンス時期に入り始めます。足場を組む為、纏めてメンテした方が安上がりな事から住宅メーカーに外壁以外の塗装見積もり取ったところと200万の見積もりでした。
(ちなみに、住宅メーカー以外で同様の塗装メンテナンスの見積もりを取ると30〜50万程度安く塗装メンテナンスができます。)
こう言ったところはタイル外壁であってもメンテナンスが必要な為注意が必要です。
とは言え、
総タイルの建物を10年ほど販売し、自宅や実家、知人も総タイル外壁で建築した為、総タイルが推しが強くなってしまいましたが、時間が経過するほど外観の美観維持を実感でき、良いものだと思います。
(よくタイルの剥がれや浮などの不具合が無いか聞かれる事がありますが、一応、住宅メーカーの点検が15年目と20年目にあり、あと、太陽光や給湯設備の状況を知る為、築16年時に個人でホームインスペクションに依頼。検査ついでにタイル外壁の打音検査も行いましたが、タイルの剥がれや浮きなどの問題が無い為、それが満足度にも繋がっています。)
ただし、総タイル外壁の外観は質感が高いので非常におすすめしたいのですが高額な事と完全メンテナンスフリーになるわけではないのでコストと性能のバランスを考え慎重なご検討が必要かと思います。
長文で回答してしまい申し訳ありません。
是非、良いお家を建ててください。
過去、タイル外壁を得意とする、軽量鉄骨と木質系を両方取扱う住宅メーカーに勤務(10年間程度)しておりました。
現在はその時の経験を活かして素材系メーカーでお仕事をしております。
タマホームもクレバリーホームも住宅メーカー在籍当時、競合した事もあり色々学ぶ事がありました。
近年もタマ、クレバリーそれぞれ建築した知人がおり相談を受けたりしていました。
(アイフルホームとの引き合いも多いです)
あくまで個人的な経験に基づく見解になりますが・・・(間違えていたらごめんなさい)
タマホームの特徴
→ローコストメーカーとなります
ただ昔のような建物坪単価29.8万(総額坪単価約45万)みたいな低価格の注文住宅は難しいようです。
それでも他社に比べたらローコストメーカーのパイオニア的な存在で注文住宅をお値打ち建築できます。
ローコストと謳いながらも選べる設備メーカー・商品グレードも良く選べる幅が広いのが特徴的です。
構法は在来+耐力面材のハイブリッド構法で、耐震等級3なっておりますが他社と大きく差はありません(悪い意味では無く今日では耐震等級3が上位で問題ない耐震等級です)
実大耐震を行なっており耐震性の確認も出来ています。
ローコストメーカーと言われていますが、規格住宅やセミオーダー住宅などはローコストですが、自由設計商品の場合、プランや間取りによってはミドルコストメーカー並みと認識される事があります。
断熱等級は4〜5相当と言われています
幅のある価格帯商品を持っている為、予算を抑えながらのお家造りをしたい場合、必要な物だけ選んでコストを落とす選択が可能です。外観も自由に形創る事ができます。
標準の屋根材は瓦も選べ、外壁はサイディングです。
外壁は20年程度で塗替えメンテナンスが発生します。(2回目以降のメンテナンスは大体10〜13年周期でメンテナンスが必要です)
クレバリーホームの特徴
→ミドルコストメーカー以上となります。
クレバリーホームといえば総タイル外壁の「クレタイル」、屋根材は「陶器瓦」、雨樋は変形強い「スチール芯雨樋」などを使用し、60年間屋根、外壁の塗替え無しなどメンテナンスコスト低減に努めています。
(ただし、バルコニーやシャッターBOX付のプランや雨樋、軒天、破風などの外装部材は20〜25年程度で塗装メンテナンスが必要です。また屋根は屋根材以外に下地のアスファルトルーフィングが重要になりますが、可能性は低いですがこちらの劣化が進むと瓦より先にメンテナンスが必要になる場合がございます。スレートやサイディングよりも遥かに長寿命ですが、必ずしも60年間メンテナンスフリーでは無い場合もある事を念頭入れた方が良いです。)
また断熱材は壁グラスウールと天井ブローイング、サッシは樹脂など断熱等級6の仕様となっています。
構法についてはプレミアムハイブリッド構法(SPG在来+耐力面材のハイブリッド構法)となっており耐震等級3相当なのでタマホーム同様の耐震性だと思います。
もしかしたら、少しクレバリーホームの方が耐震性があるかなと感じるポイントは、
・SPG構法により通常の2〜3倍の通し柱で上下階を接合・一体化している。
・実大耐震実験でタイル外壁、窓、玄関、バルコニー、屋根瓦などを取付より現実に則した建物で試験している。
点は大きいかなと思います。
また、オプションにはなりますが、収納MONOプレイスや空気、水関係の設備、標準とされる天井2.6m仕様はアイフルにはないお客様にウケが良い仕様・設備が多数あります。
タマは自社施工、クレバリーはFC加盟店が施工する為、品質は施工店次第となります。(口コミ評価の確認や場合よってはホームインスペクションの導入をお勧めいたします。)
また断熱性もコストをかければ両社、断熱等級7まで対応可能です。
ちなみに両社で建築した知人がおりますがともに延床33〜34坪ぐらいの大きさで建築価格が
・タマホーム 坪62万
・クレバリーホーム 坪70万
と聞きましたがプランや仕様・商品タイプで金額が変わるのであまり比較にならないと思います。
ただ何人か建てており相談をもらうので話を総合すると、ざっくり建物当たり300〜400万程度クレバリーホームの方が高いように思います。
(たまたまかもしれないのであくまで参考値として)
と言った具合ですが、
もし、自分がお勧めするとなると予算が許すのであればクレバリーホームをお勧めします。
質問者様がご心配しているメンテナンスですが、
タイル外壁の方がメンテナンスは大幅削減できます。ただメンテナンスフリーでは無いことはどこか念頭には置いておいたほうが良いです。
しかし、建物の質感・美観もメンテナンスに関する重要なポイントだと思っていただけるのであれば、タイル外壁は建物外観の質感、高級感の向上に大きく役立ちますし、経年による外観劣化も極めて少ないです。
住宅メーカー在籍時代に総タイルを採用され15年ほど経過したお家の見学イベントに伺った際、お施主が、
「築年が相当経過した後でも友達や親族を呼んでも恥ずかしく無い!」
と言っていたのをよく覚えています。
(当時は営業トークとして使わせていただきました(笑))
よくタイル外壁を否定する住宅メーカーが
「ウチならタイルの差額で数回分の塗替え費用が捻出できます」と言った営業トークをする人がいますが外壁の塗替えメンテナンスは、それ自体は、建物の耐久性向上につながります。が、外観の美観は塗装色や塗料を間違えると見た目を劣化させる事があります。
(よく街中で見かけるテカテカの塗替え直後の単色塗装であからさまに塗装したとわかる建物がソレです)
参考までに自宅は軽量鉄骨メーカーの総タイル外壁ですが、築20年になるにも関わらず外観は本当に綺麗で初めて来るお客さんからは築20年と伝えると驚ろかれます。
ただ後悔したのが屋根材がスレート材だった為、20年目の今年は塗替えメンテナンスをする予定です。
ちょうどこのタイミングで4畳ほどあるバルコニーやシャッターboxや雨樋などのメンテナンス時期に入り始めます。足場を組む為、纏めてメンテした方が安上がりな事から住宅メーカーに外壁以外の塗装見積もり取ったところと200万の見積もりでした。
(ちなみに、住宅メーカー以外で同様の塗装メンテナンスの見積もりを取ると30〜50万程度安く塗装メンテナンスができます。)
こう言ったところはタイル外壁であってもメンテナンスが必要な為注意が必要です。
とは言え、
総タイルの建物を10年ほど販売し、自宅や実家、知人も総タイル外壁で建築した為、総タイルが推しが強くなってしまいましたが、時間が経過するほど外観の美観維持を実感でき、良いものだと思います。
(よくタイルの剥がれや浮などの不具合が無いか聞かれる事がありますが、一応、住宅メーカーの点検が15年目と20年目にあり、あと、太陽光や給湯設備の状況を知る為、築16年時に個人でホームインスペクションに依頼。検査ついでにタイル外壁の打音検査も行いましたが、タイルの剥がれや浮きなどの問題が無い為、それが満足度にも繋がっています。)
ただし、総タイル外壁の外観は質感が高いので非常におすすめしたいのですが高額な事と完全メンテナンスフリーになるわけではないのでコストと性能のバランスを考え慎重なご検討が必要かと思います。
長文で回答してしまい申し訳ありません。
是非、良いお家を建ててください。
質問した人からのコメント
回答日時: 2025/2/12 20:36:10
細かなところを実体験を交えながら説明していただけて、納得する回答を得られましたのでこちらの方をベストアンサーにさせていただきます。
みなさまご回答ありがとうございました。
回答
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A
回答日時:
2025/2/8 20:23:25
タマホームだけは絶対やめな。 俺タマホームの大工 なんか最近のタマは違う よくない 潰れるとか色んな嫌な話しが色々
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