教えて！住まいの先生

いますけど、この「高齢者リフォームカウンセラー」って、
高齢者住宅融資の事前説明が代行できるってだけの資格ですよ。
住宅金融支援機構の職員が普通は説明も相談もできますよ。

一般的な住宅融資とは条件や返済方法が違いますよという説明だけで、
手続きはそう変わらないように思えます。

リフォームの実績が多いきちんとした建築会社であれば、
おそらく営業マンがいますので、融資の手続きもできるでしょう。

ただ、この高齢者融資にはちょっとリスクがあります。
（高齢者相手なので当たり前ですが）
最終的には申込者の死亡と同時に土地を手放す可能性があるので、
土地の相続の可能性があるならば一般融資も検討しておいた方がいいと思います。
http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/info/reform_older.html

例えば融資500万受けて工事を行い、
わずか数ヶ月後に亡くなった場合、
数万円の利息分しか返済していないので元本はそのままです。
死亡保険金で返すか、相続人が代わりに一括返済するか、
土地建物を売却するかしてとにかく一括返済しなくてはいけません。
売却しても不足分が出た場合は、相続人が分割で支払います。

この融資の総返済額は、一般融資の返済総額より多いです。
いうなればリボ払いみたいな感じですね。
月々の返済額は少ないけど、
金利は高いので返済完了時には普通に借りるより利息を多く支払ったことになります。

とりあえず、自分で住宅金融支援機構に相談して、
融資金額で予算を決めてから
リフォーム会社を探す方がいいように思います。

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