教えて！住まいの先生

はじめまして、不動産コンサルタントの土屋輝之と申します。hschfkuさんのご質問に回答させて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。

①固定資産税というのは建物の価値が下がるとそれに伴って下がるのですか？
Ans：固定資産税は土地と建物の各々について課税されます。
建物については、築年数が経過する毎に評価額が下がりますので、これに連れて課税額も下がります。
土地については、年数の経過によって評価額が変わるのではなく、取引相場に連動して評価額が変わりますので、将来的に課税額が必ず安くなるということではありません。

②どのくらいかかるのか、不動産屋さんに聞く以外に知る方法があれば教えてほしいです。
Ans：購入を検討している物件の土地の評価額を、インターネットで調べる方法があります。全国地価マップというサイト（www.chikamap.jp）にアクセスして、固定資産税路線価(１㎡の金額)を調べてください。正式には、この価格を土地の間口や奥行などに合わせて補正するのですが、おおよその金額を知るには下記の計算式で計算してください。

固定資産税路線価×土地の面積＝本年度の価格
本年度の価格×1/6×1.4％＝固定資産税額(年額)
購入を検討している物件の地域によっては、都市計画税も課税されますので以下をご参照ください。
本年度の価格×1/3×0.3％=都市計画税(年額)

新築の建物については、市町村の担当者によって家屋調査が行なわれ、新たに評価額を決定しますので、構造や面積など建物規模によって異なります。管轄の市役所などで購入予定物件の建物の構造や規模などから、おおよその税額について相談することが可能です。

本来は、不動産会社の担当者さんに直接訪ねるのが良いと思いますが、どうしても自分で調べるのであれば、お試し下さい。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

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