教えて！住まいの先生

こんにちは。都内で不動産経営をしている者です。

１）マンションの場合は５～10億円の物件でも比較対象となるマンションの港区、渋谷区だとかなりありますので、眺望がよくて、間取りや内装の趣味が良ければ直ぐに売れることがよくあるかと思います。（内装に個人的な趣味が強く出ている物件の場合は、ロココ調や純和風などオーナーの趣味が番人受けしない場合は、リフォームコストがかかるのでマンションでも簡単に売れない場合もあります。

２）戸建になると5億円以上の物件ですと、施主の趣味や家族構成を色濃く反映した物件が多くなり、また、買主も5億円以上出す場合は中古を買うより、自分の好みの家を新築するという選択肢が出てくるのでなかなか売れないといったことが多くなります。良く有名芸能人の豪邸が購入時の半額以下になったなってことはTVでも良く取り上げられますが、買う方（多くの場合は不動産業者）が足元をみて値切ることが普通です。

★以前、私が住んでいた家の近くに駒沢公園に隣接していた大豪邸が約5億円で売りに出されていたのですが、3年間くらい広告が出ている間に3億8000万円くらいまで売値がさがり、最終的にはそれよりも値下げされて買われたようで、買われたあとは更地になって、新しい家が建っていました。戸建も2億円を超えると、買主が絞られてきて買主が新築することとの比較になってしまいますので、シンプルモダンなど万人受けしやすいデザインでないと売却に苦労することが多いかと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

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