教えて！住まいの先生
Q 関西圏の人は部落を気にしますか？昔から関西の土地に根付いている方から見ると、出身地や住所は重要なのでしょうか？
やはり住まいや子供に通わせる幼稚園などは、避けたほうが子供にとって環境はいいのですか？
カルチャーショックです‥。思っていた以上に「部落」の名残はあるのですね‥。東京だと都心に近い、最寄駅から徒歩で近い、最寄駅が便利=家賃が高い状況。治安も23区内だと、どっこいどっこいだと感じています。おかげさまで物件は兵庫県西宮市の山手の住宅地に決まりました。幼稚園選びの参考にしたいので、引き続き関西圏を知る方の部落への認識について教えていただければと思います。
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ベストアンサーに選ばれた回答
止すべきかどうか 目の前で問われました場合「止した方が良い」という方が こちらでは多いかも知れません。
ただ長年 関西に住んでいる者ですら、今の御時世 この町が同和地区（部落）であるかどうかの区別を知る術は少なく、元々そうだとされていた地域も一見なんら変わりない、むしろ逆に美化が進んでいる町となり 生活環境が どこまで個人を左右するか例をあげにくくなっているとは感じます。
確かに地域によって濃淡はあります。地場産業（ならではの職業）をアピールされていたり、人権運動やらを活発に行っている土地なら やはり入っていくのには困難が生じると思います（私の知る限りでは西宮に そこまでの地区は無いと思いますが…）
そういう“濃”とされる地では、就園・就学においても他地域とは違う、独特な雰囲気はあるようです。私の友人は地区でない出身地から、大阪府内にある その手の地区へと嫁ぎましたが凄い話が盛り沢山です。『道徳』の授業の単元は絞られ、一般的なものとは全く異なるそうです。社会の歴史の勉強の時ですら、組み込まれて平行に学ばされるようです。その地域は在日韓国・朝鮮人の方も同時に多く、入卒式に掲揚される国旗は日の丸のみならず 従って国歌斉唱も無し、抵抗なく民族衣装で出席する保護者もあり…もちろん一部に限られますが、関西に在住される場合は 同和地区のみに視点を置くでは足りない地域も存在するのは事実です。
先祖代々 その地区に根付いている家族でなくとも、成長して住所を答えた場合 周りの反応が芳しくない場所の現存も お見知りおきになっておかれたら宜しいかと思います。
西宮市は山に行けば、一流の高級住宅街ですし 全般的に土地代が張る地です。
“濃”は無いと言えど、お家賃が低めの地域では“淡”くらいには属するかも知れませんが 極端に恐れなければならない市町村でも無いと思います。
不動産屋さんとの契約の途上なら「多少は気にします」ぐらいに交わす程度で充分ではないでょうか。
質問した人からのコメント
回答日時： 2011/11/27 17:35:41
皆さんのご意見すべて参考になりました。差別などの気持ちは毛頭ありませんし、極端に気にすることはなさそうですが、無用なトラブルを避けるために頭の片隅に止めておく必要はあることがわかりました。ベストアンサーは大変悩みましたが、西宮の事をたくさん書いてくださった方へ。
回答
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はっきり言うと気にする人は気にしますが、気にしない人は全く気にしません。
現在だと気にしない人の方が多数だと思います。
「部落」という言葉自体がほとんど死語になりつつあり、同時に差別意識も極めて薄くなっていると感じます。
むしろ今では「部落は～」などを言っている人に対しての世間の風当たりの方が強いと思いますよ。
僕の家から１５分程度でそういった地域はありますが、それを知ったのも僕が成人してからの事です。それほどもう昔に比べると特別視されていないと言っても過言ではないです。
個人の話になりますが、その地域には高校で知り合った友人が住んでいます。もちろん昔のそういった歴史の話も隠す事もなく普通に接してくれます。
別の話ではその地域に最近家を建てた僕の古くからの友人(子持ち)さえいる位です。
場所によっては交通の便などを理由に住む人も珍しくなく、全く閉鎖的なイメージは感じません。
結構今だに少なからず偏見を持ってる人は、実際に肌に感じた事も無くネットなどの情報を鵜呑みにして知ったふりをして大きい態度を取っている人か、差別意識の持った親や親戚の話を間に受けている方だと僕は思います。
「完全に部落差別が無くなった」とまではいきませんが、もうかなり古い考え(特に高齢者の方に多い)だと思って良いと思います。
不動産屋の方は、きっとそういう古い歴史のことを隠さず質問者さんに伝えたかったのだと思いますが、そんな事言われると気分の良いものではありませんね。
僕から言わしたら、子供が悪く育とうが良い子に育とうが、近所付き合いがうまくいくかいかないかは住む地域や土地は関係ないと思います。
不安な気持ちは質問の文章からすごく伝わりましたが、あまり「部落」は気にしないで良いと思います。あなたのお子さんはあなたがしっかりしていれば、しっかりした子供に育つと思いますよ。
信用のできる不動産屋さんでしたら、部落地区というだけでなく、他の地域で住みにくい方が多くいるという意味で言われた可能性もあります。
不動産を貸す場合被差別部落出身という事を理由に断ったらいけませんが、不動産を借りる場合その地区が、自分と違う職業の住む地区か、人種が違う地区か、所得が違う層か、等を把握して違うなら断るのは、関西の都市に限らず東京でも世界の都市でも当たり前の事です。
借りる場合、自分が住むべき地区かどうかを気にしない感覚の方が私には分からないです。
部落の本来の意味は少数の民家が集まって共同体を形成している地区という事で、そこに他の地域のまともで、ある程度豊かな方でしたら住むのは避けるべきです。家賃が安い場合、安いのを１番に考えたら、返って高く付きます。
（短期間住むだけの場合ごめんなさい。）
大阪市特有かもわかりませんが、環境の良い所と悪い所と点在していて、他の圏の方に分かりにくい部分はあると思います。
全くお分かりにならないかも分かりませんが、大阪で真田山と鶴橋、北堀江と島之内、帝塚山と天下茶屋、全て1キロも離れていないのですが、環境が全く違います。
下記の住みやすさ評価の検索結果おかしい場合もありますが、参考にはできます。
http://mansion-db.com/kansai/28/machiryoku/m-28204/small_city/
昔から、親や親戚一同から「あの地区はそうだよ」とか「あの家はそうだから言い方が卑しい」とか、まぁ、偏見もあるでしょうけど聞かされます。
実際に、部落地区の人がトラブル起こしてるとこにも遭遇した事もありますが、法律や常識が通用しない人達です。
もちろん、全部がそんな人ばかりではないですが、お子さんの為と言うより、ご自身の為にもそう言う地域は避けた方が良いです。
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