教えて!住まいの先生

Q 設計監理料について質問です。 ある建築事務所に依頼をして、家を建てようかと計画中です。 その際、設計監理料(確認申請代行手数料含)の資料をいただき、そこには13%〜10%とされました。

例えば本体工事費用が2000万なら13%、3000万なら11.5%、4000万なら10%といった具合です。

そこでふたつの質問です。

①この設計監理料は妥当でしょうか?
②設計監理料を少し値引きできますか?とお願いするのは失礼にあたるでしょうか?

このままの値段で進んでも良いかなと思えるほど良い建築士さんだったのですが、
当方が以前広告業界に居た為、この提示された額は交渉価格なのか?交渉する余地があるのかな?と考えてしまいました。
広告なら、交渉金額からの値引きは当たり前の世界でしたが、監理や責任の発生するこの設計監理料に対して値引きとはどうなのか。ましてや、できる限り予算内でと様々なコストカットをしてもらう立場なのに、設計料をも値引きできますか?と聞くのは失礼かな、とも考えました。

ご教示頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。
質問日時: 2015/3/28 23:00:52 解決済み 解決日時: 2015/3/30 22:05:30
回答数: 6 閲覧数: 804 お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 鈴木 賢 さん 回答日時: 2015/3/30 22:05:30
専門家
建築設計・ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)を行っている建築士の鈴木です。少し長くなりますが尊敬する先輩の文章を引用します。

・・・設計料は「値切ってはいけない」。設計料を値切るということはその人間、建築家の値段を下げることになるのだから。建築家はモノを売る商売ではない。また、ほとんど「利益、利潤」という考え方のない仕事であり、下代と上代の設定があるわけではない。提案したアイデアと後は建築家自身の「動き」そのものが設計料なのであるので、値切るということは建て主が建築家に「さぼってください、手を抜いてください。」と言っているようなものである。しかも建築家には多くの工務店のなかから安くてよい工務店を選別し決定するという重要な任務があり、それをさぼれば当然同じ建物が高い値段で建つことになる。つまり「設計料を値切ればその分建物は高くなる」くらいの認識を建て主はもっておいたほうがよいだろう。・・・(「建てずに死ねるか!建築家住宅」/大島健二 2002年(株)エクスナレッジ p.177)

全くもって同感です。参考になりましたら幸いです。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2015/3/30 22:05:30

皆様ご意見ありがとうございました。
やはり、もし自分が設計士だったら『値切られる=仕事を軽くみている』と捉えるだろうなと考えました。
masamasahitiさんが仰っていたように、知的作業に対する費用評価が低いというコメントも、自ら仕事をしていて常に感じていたので、同じようなことはしたくないなと思いました。
ベストアンサーには、心に響いた文章を書いてくださったyc_ssuzukiさんに。

回答

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A 回答日時: 2015/3/29 16:24:39
私がネットで見た設計監理料の相場は15〜30%でした。
私が住んでる地域は田舎ですが、15%でした。
13%なら安いほうだと思うし、値切ると「事務所の技術を見下してます」というニュアンスっぽくないですか?プライドを傷つけそうなので、良好な関係の中で進めていけるよう、値切らないほうが良いと思います。
予算をハッキリ伝えて、総建築費用のなかで調整してもらえる感じのほうが良いのでは?
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A 回答日時: 2015/3/29 06:14:19
設計料の相場は10%前後で少し高いような気がします。

私の知人は8%を頂いて設計監理を行っています。
これにも色々と裏があり業者からキックバックを請けている建築士もかなりの数がいると聞いています
私の周りで5軒の方が1建築士に依頼して建物を建てられました。
しかしそのすべてが5年も経たずに手直しをされています。
余り建築士を信用するととんでもない事になります。
自分の拘りに執着する余り住みずらい家になることだってあります。
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A 回答日時: 2015/3/29 03:19:36
遠慮なく値切って下さい<(_ _)>
設計業界では、交渉価格どころか、見積の根拠額すら無いのですから、その手の思いやりなどまったく不要です・・・(-。-)y-゚

だいたい、「工事費の何%」で提示してくるような設計事務所は、経営管理などやる気も無いし、やる能力も無い、いい加減な組織体なのですから、見積根拠など有るはずはないのです(o_ _)ノ彡☆
いくら値引いても、それに反発する根拠は持っていませんので、遠慮することはありません・・・(-。-)y-゚
もし、値切られて嫌がるようなエラそうな設計屋なら、経営はもちろん、まともな設計も出来ません。
自意識だけは高い、無能な事務所なら、こちらからお断りすべきぐらいのものです(o_ _)ノ彡☆

ところで、そういう連中が、持って来る見積根拠としては、せいぜい、国交省の告示を見せびらかして、「本当は、これぐらい貰わなければいけないところなのですが・・・」と言うぐらいのところでしょう。
それは、結局のところ、工事費の何%というのと本質的には変わりません。
土木の設計や、発注元が官公庁なら、告示の通りに見積もっても、それが適正価格とみなされないこともありませんが、民間で、しかも住宅の設計などでは、告示での見積価格は、市場価格から大きく乖離しています。
告示方式の見積もりを行うには、少なくとも、自社内の活動記録(≒原価分析)および、経費分析が必要不可欠ですが、そんなデータを記録・保存・分析している事務所など滅多にありません。
そういうしっかりした経営管理を行っている事務所なら、言い値で契約しても信頼出来ますが、ほとんどの設計事務所では、そこまでの経営管理を行ってはおりません・・・_| ̄|○
よって、自前のデータも持たず、口先だけで、告示云々と言いだす設計事務所は、それだけ、施主を言いくるめようとする気配が濃厚ですから、信用するに足りません・・・(-。-)y-゚

いずれにしても、工事費の何%で契約するのは、施主にとっては大損です。
この契約では、工事費が大きくなるほど、設計事務所の取り分も大きくなるのですから、工事費を下げようとするベクトルが働くはずはないのです(o_ _)ノ彡☆

さて、設計事務所に委託する際の心得は、総額で云々する以前に、作業課題≒成果品を明確にしておくことに尽きます<(_ _)>

最低でも、設計前の事前調査の有無、概略設計の図面枚数、概算見積書作成の有無、最終設計の図面枚数、発注見積書作成の有無、相見積の有無、現場監理の日数、施主打合せの回数、現場打合せの回数・・・などが明確にされていなければなりません。
良心的な設計事務所なら、それぞれの作業課題ごとに、所員の活動すべき日数を明示した見積書を持って来るはずです。
まあ、前述の様に、9割以上の設計事務所は、過去の統計値など記録しておりませんから、出された数値も、実はいい加減なものの場合が普通です・・・o┤´Д`├o
つまり、たいていは、そんな数値に根拠はありませんから、値切りは、し放題ということです。
大事なのは、課題→成果品の、項目の方です(o_ _)ノ彡☆
作業課題と成果品が納得できるようであれば、ある程度、提示金額をそのまま承認してあげても構いませんm(__)m
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A 回答日時: 2015/3/28 23:57:54
>できる限り予算内でと様々なコストカットをしてもらう立場なのに、設計料をも値引きできますか?と聞くのは失礼かな、とも考えました。

工事費の何%という報酬の出し方なのですから、工事のコストカットをお願いすること自体、設計料の値引きにあたります。
自分が損する事になるコストカットに労力など使いたくないのは人情です。
それをするのですから、それ以上の事は勘弁してください。

%も割高とは思えません。
報酬はそのままで、全体の工事費のコストダウンで考えていきましょうよ。
プロの仕事への敬意をお願いします。
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A 回答日時: 2015/3/28 23:43:54
工事費に対する%は目安です。
実際に監理に割く時間で人件費計算するともっと高額になります。
わが国では目に見えにくい知的作業に対する費用評価が低いことをもっと解かってください。実際に現場確認に出向いたり 業者との打ち合わせを行う日数を書き出してもらい
日当で換算してみてください とても値切れるような国家資格者の日当・時間給になりませんから。
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