教えて!住まいの先生
Q 宅建 平成元年 問47 選択肢4の質問
宅地建物取引業者が自ら売主となって工事完了前のマンションの売買契約を締結する場合、宅地建物取引業法第35条の規定に基づく重要事項の説明に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
損害賠償の予定額又は違約金については、契約締結時に宅地建物取引業法第37条に規定する書面において説明することとし、説明を省略した。
相手が業者なら省略できるのですから、違反とは限らないはずです
なぜ違反なのですか?よろしくお願いします。
損害賠償の予定額又は違約金については、契約締結時に宅地建物取引業法第37条に規定する書面において説明することとし、説明を省略した。
相手が業者なら省略できるのですから、違反とは限らないはずです
なぜ違反なのですか?よろしくお願いします。
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2023/10/4 14:45:27
買主は宅建業者なのですかね?
37条書面は宅建業者が交付を義務づけられているものであり、売買契約書は売主と買主の両当事者間の取り決めであり、宅建業者は関係ないという違いがあります。
つまり、37条書面は売買を仲介した宅建業者の責任のしるしであり、売買契約書は契約当事者の私的な文書だということになります。
しかし、37条書面の記載内容が売買契約書と重複している事項が多いため、実際に実務では売買契約書が37条書面を兼ねていることが多く、37条書面=契約書と思っている人も多々いるのが現状です。
37条書面は宅建業者が交付を義務づけられているものであり、売買契約書は売主と買主の両当事者間の取り決めであり、宅建業者は関係ないという違いがあります。
つまり、37条書面は売買を仲介した宅建業者の責任のしるしであり、売買契約書は契約当事者の私的な文書だということになります。
しかし、37条書面の記載内容が売買契約書と重複している事項が多いため、実際に実務では売買契約書が37条書面を兼ねていることが多く、37条書面=契約書と思っている人も多々いるのが現状です。
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