教えて！住まいの先生

耐震診断の評点なんて実際のところはほとんど意味ありません。
現実に合ってなさすぎです。
うちは０．４以下でしたが、東日本大震災でも倒れていません（茨城です）。
震災前、診断に来た建築士も０．４以下だから点数的には倒壊の危険アリとなってしまうけど、ここなら大丈夫ですよ。と当時言っていました。

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はじめまして、ホームインスペクターとして、住宅診断・住宅検査をおこなっている建築士の和泉と申します。

初めに、耐震診断の評点（0.7とか1.0など）が持つ意味合いを一覧にした画像がありますので、そちらを先にご覧になった方が判り易いかと思います。
先に助言されているように、0.7という評点では少し不安要素が残るということが伺えます。

さて、耐震診断における評点の算出にあっては、建物にある耐力壁の配置状態だとか、建物の劣化による耐震性低減など、様々な要素から導き出されています。

一例としては、耐力壁の配置バランスは十分だけど、劣化による耐震性がマイナスとなり、評点1.0を上回るのが困難なケースもあったりしますので、ガチガチに建物を固くする（剛性を高める）だけではなく、建物の劣化症状も考慮しながら、ダメージを受けやすい箇所を補強する計画が望まれます。

補強工事に伴う大まかな目安としては、日本建築防災協会などでも資料が公開されていますので、そちらを参照されると良いかも知れません。

以上、ご参考まで。

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