教えて！住まいの先生

本来TOTOもINAXも便器メーカーです。
住宅用のバスルームはシステムバスと言いますが、TOTOやINAXは住宅用システムバスにおいては後発メーカーです。

システムバスはタカラスタンダード、クリナップが草分けになります。
タカラスタンダードとクリナップは常に水回りメーカーとして君臨していましたので、市場に食い込むためには販売業者が好んで使用する値付けの必要があったのです。

別の方の質問にも書きましたが、見た目だけではわからない細部の作り込みがタカラやクリナップに劣ると思います。
これは後発メーカーゆえの製造原価を抑えたためしかたのない事実です。

TOTOサザナやLIXILリノビオあたりでネット小売り価格は35%ほどです。
リフォーム業者は現金仕入れではなく、末締めの翌月末払いという後払いで仕入れています。
そのためネット小売り価格より高い値段で仕入れることになります。

本来、お施主が最安のネットショップで手配したものを付帯工事のみリフォーム業者が担当すればとても安く上がります。
しかし、リフォーム業者は工事のみなら工事費を高くすると脅したり、余所で頼めと平気で吐き捨てます。
なぜこんなことが起きるのか考えてみると、すべて定価と売価の乖離に付け込んだリフォーム業者の悪習が根底にあるのです。
この悪習を平然と繰り返している業者が推すメーカーがTOTOやLIXILです。

ネットで手配しても組み立てはメーカー職人が行いますし、商品の保証もメーカーがきちんと対応します。

私は近い将来、施主支給が当たり前になると思います。

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