教えて！住まいの先生

現役不動産営業マン（宅建・二級建築士・ＦＰ資格あり）です。

まず、死亡保険なのですが、亡くなった場合、病気などの場合は適用されて、高齢による老衰の場合は適用されないのでしょうか。
→病気でも高齢老衰でも保険契約条件（例：80才まで等）に該当すれば、保険金は支払われます。

また、病気や怪我の場合、働けなくなって生活費の捻出が難しい場合は、生活保護になるのでしょうか。
→はい、親族の支援が難しければ生活保護になりますが、所有資産・不動産等があれば審査厳しくなります。
※車・不動産を売って生活費にあてなさい等

病気や怪我で働けなくなった場合はその時に治療費や生活費として別の保険が出るのでしょうか。
→医療保険であれば入院中は1日あたり〇〇円の保険金が支給されたり、就業不能保険であれば失業中は1日あたり〇〇円の保険金が支給されたりします。

また、私は20代なのですが同居している50代の親や80代の祖父母の場合、何らかの保険をかけていると思いますが、死亡した際は保険金は出て、相続されるのでしょうか。
→生命保険の場合は、契約時に受取人を指定するので、この受取人は家族でなく極論ですが愛人でも可能なので、身内が必ずしも受取（相続する）とは限りません。

一般的にはどのぐらいの金額が出るのでしょうか。
→保険契約内容によりますが、数百万円～数千万円が一般的です。
当然、金額が高い方が保険料も高くなりますし、もともと加入していないケースや加入していたが保険条件の非該当（70才までの保険契約で72才で亡くなった等）となるケースもあります。

家のローンについて。
正直申し上げると、父親がこのご時世の中、リストラになりまして、実家の家のローン返済が難しい状況になりました。
家のローン返済が難しい場合、売却もしくは任意売却が現実的だと思います。売却してローン残債が無くなればいいのですが、任意売却になった場合、ローン残債は残ったままで、その残債の返済も難しくなった場合、親が自己破産するという流れになるのでしょうか。
→残債が出る場合は銀行の同意が必要なので基本的には売れないです。
仮に銀行の同意が取れて売った後に残債が払えなくなった場合、最終的には破産という流れになります。

実家に暮らしていることおじですが、毎月10万円ほど家にお金を入れておりますが、それでもローン返済が厳しい状況のため、親には売却もしくは任意売却が現実的、と相談はしています。
→その提案が現実的かどうかを判断するには情報が不足しているので何とも言えません。
言い方きつくて申し訳ないですが、専門知識のない素人が判断できることではないので、あなたは黙っている方がいいです。
お金かかりますが今すぐ弁護士に相談してください。

また、自己破産する場合は、車の売却や家具家電の差し押さえ、賃貸住宅の入居審査が通らないなどになるのでしょうか。
→自己破産する人はクレジットカードの契約・入居審査に影響でますが、家族は基本的には関係ありません。
自己破産する人に資産（車・高額な家電等）があれば、その資産は売却指示・差押えされる可能性あります。

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