教えて!住まいの先生

Q 車いすを使用する四肢障害者と暮らす家について。

家族が進行性の難病にかかり、今現在は歩行可能ですが、近い将来車いす生活から寝たきりになる可能性が高いため、今住んでいる戸建ての持ち家(木造2階建て)を売却し、階段の無いワンフロアのマンションを購入予定で現在準備中です。
そこで、新しく住む物件を探すにあたり、注意点を教えていただきたいです。

①お風呂やトイレ、廊下など、介助者が付き添って利用するには、一般的にどのくらいの幅や奥行きが必要でしょうか?特に廊下やトイレの幅などはネット検索でいくつか出てきたのですが、検索のやり方が悪いのか、お風呂の幅や奥行きの目安が分かりません。介助用の椅子を洗い場において、介助者が一人入って入浴介助を行う場合、最低でもどのくらいの広さが必要ですか?

②トイレ、お風呂の幅や広さ、廊下、洗面所の入口や洗面台、部屋の入口の幅、段差の有無の確認(段差があれば修正可能か否かの確認)のほかに、物件の内見時に注意して確認した方が良いことはありますか?

ちなみに、家族の病気は徐々に全身の筋肉が衰えていく病気で、特に手や腕の進行がはやいため、手すりなどを取り付けても握ることができないので、手すりなどを取り付けは不要です。
また、タイヤを握れないと思うので、自力で車いすを操作するのは難しいかと思います。したがって、使用するのは自走用車いすではなく介助用車いすになると思います。(少しの力で動かせるものがあれば、電動車いすを使う可能性もあります)

診断を受けてまだ1年も経っていないのですが、日々少しずつ進行していく本人の状態に家族が対応するので精一杯で、全然四肢障害に対する知識がありません。
同じような境遇のご家族の方や、四肢障害者向けの住宅を設計するプロの方がいれば、ぜひご回答よろしくお願いいたします。
補足

(補足1)たくさんの回答ありがとうございます。皆様のご意見・ご指摘を読んで、自分の考えの甘さや至らなさを痛感しています。しかし、自宅の売却は既に決まっており買主との契約も済んでいるので、自宅リフォームの選択肢はありません。家族で考えて、①現在の間取りが2階にLDKと水回りがあるタイプであり、階段を利用しない1階中心の生活にするためには大規模なリフォームが必要になるため、金銭的に厳しい②戸建てといってもとても小さな家なので、1階に「車いすで行き来できるだけのゆとりがあるLDK+当事者本人の寝室(部屋で区切れなくても、介助用ベッドと着替えや介護用品、医療器具などが置けるだけのスペース)」、「介助者が一緒に入れるだけのゆとりがある風呂などの水回り」、「2階に上がるための階段スペース」を全ておさめるのは現実的に困難で、例えば階段にリフトをつけて、お風呂だけ2階に設置するとか、キッチンだけ2階に設置するということも考えましたが、生活動線的に絶対に不便

質問日時: 2018/3/1 00:06:56 解決済み 解決日時: 2018/3/5 23:12:07
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2018/3/5 23:12:07
状況お察しします。

状態は変化しますので、都度変化に対応できる住宅が良いと思います。ほかの方もご指摘のように、リフォームのしやすさは在来工法もしくは鉄骨造の戸建てが優ります。本格的なバリアフリーをコンセプトに建てられたマンションもいくつかあるのですが、数が限られるので、戸建てリフォームの方が現実的だと思います。(エントランスにスロープをつけたり部屋の段差をなくしただけで「バリアフリー」をうたうマンションは多いですが、全然使えないので注意してください。)
うちも似た状況で、建て替えにしました。

まず、介護は排泄が円滑にできれば9割成功だといわれます。
間取りで肝心なのはベッドからトイレの動線です。あと何かあった時に洗うための風呂への動線です。これらが近く、将来直線のリフトなども設置できる配置だと最良です。また、ベッドは明るい居室にあって、できれば庭に面しているといいですね。外の光に当たり、ささやかな緑や花を眺め、風を感じるのは数少ない貴重な喜びです。また、将来はベッドサイドにトイレを置くことも考えて拡張性を確保しておくと良いでしょう。
風呂の広さは難題です。一坪タイプ(1616)以上は必要で1620もしくは1624あると安心ですが、なかなかスペースを確保できない場合も多いでしょう。障害の程度はさまざまなので、浴槽サイドにマットで寝転がれるスペースを用意したり、いろいろ工夫されているご家庭も多いですが、いよいよたいへんになったら介護の入浴サービスを頼めばいい、と割り切るのも一案かと思います。ちなみに、うちは移乗が難しくなればプロのサービスを頼むという考えにして、通常のベンチタイプの1620のユニットバスにしました。なお、余裕があればシャワードバスを設置する可能性も残しておくと良いと思います。湯船に入れなくて良いので、溺れる心配も腰を痛める心配もないので入浴介助が格段に楽になります。
1階には基本的に廊下は設けず、大きなワンルームみたいな感じで、必要ならパーティションで仕切るようにしましたが、1階の壁量が少なくなって、耐震基準を満たすのに少し苦労しました。
もしかして老々介護で、2階建の一戸建てを敬遠されているのかもしれませんね。障害1級なら、自治体から階段リフトの設置に補助が下りるので、利用されるとよいでしょう。本当は障害2級でこそリフトが活躍するはずなのですが......

バリアフリーの住宅設計に関しては、車椅子の知り合いから ootaki.info を紹介していただきました。私は趣味も兼ねて自分で設計してしまったので、結果的にお世話になることはなかったのですが、サイトの写真などを拝見しても経験豊富なプロはやっぱり一味も二味も違うと感じます。埼玉の狭山の方ですが、関東全域から声がかかっているみたいですね。
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A 回答日時: 2018/3/1 15:17:16
いろいろ考えた上でのマンションなのでしょうけど、他の方同様改造、リフォームする上で持ち家の戸建住宅という好条件を手放すのはおすすめしません。
今後日々変化する状況にも柔軟に対応出来ると思われるので戸建てのままでのリフォームをおすすめします。
改造箇所などはかかりつけのケアマネージャーとかに相談した方がいいでしょう。
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A 回答日時: 2018/3/1 05:18:21
現在の住宅をリフォームするという考えはないのですか?

マンションは通路が狭いですよ。
風呂や洗面所を改造するのも物理的に困難な場合も多いです。

新しい高規格の高級マンションなら、余裕のある物件もあります。
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A 回答日時: 2018/3/1 02:07:27
一般的なマンションの廊下は、車椅子で移動するにはせまいです。車椅子が室内を移動する際、横幅は車椅子の大きさより一回り大きくないと曲がったりすることができません。浴室なども一般的なマンションの浴室では介助者と一緒に洗い場にいることも難しい。バリアフリー リフォーム などの文字で検索すると、おおよそイメージができると思います。今ある間取りにそのまま引っ越すのでは、将来介護が難しくなるので、引っ越すことを考えているのであれば、バリアフリーにリフォームすることを検討するか、バリアフリー工事がしてある住宅を探すかになるかと思います。バリアのない家は、健常者にとっても暮らしやすいゆったりした間取りになるので、家族みんなが暮らしやすくなると思いますよ。今住んでいる地域でバリアフリー工事になれている業者をネットで探せます。いくつかピックアップして、問い合わせてみてはどうでしょうか?事情を話して、対応のいい業者に実際に詳しく聞いてみて、ある程度具体的なイメージを持って物件を探す方がいいと思います。
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