教えて!住まいの先生

Q 陸屋根の防水工法について質問があります。

ダイワハウスの鉄筋コンクリート造の家に住んでいます。(ステイメントジョイ3)
築15年経過して、雨漏りが一箇所から発生し、ダイワハウスに点検をしてもらいました。
陸屋根の防水シ-トが、数箇所亀裂が入っていて、おそらく防水シ-トの交換が必要だとのこと。
一応、屋根の写真掲載します。

ダイワハウスに見積もりを取りましたが、雨漏り10年保証をつけたければ、外壁塗装、その他バルコニーの防水シ-ト交換等、すべて補修しなければ出来ないとの条件だったので、かなり高額な見積もりとなりました。

そこで、ダイワハウス以外の業者にも参考意見も聞きたくて来てもらい、陸屋根の防水加工方法を聞きました。
一社目:板金によるルーフ工法。今付いている防水シ-トの上に、山谷状の鉄板を並べて固定するとのこと。この方法は、屋根と鉄板の間に空気層が出来るので、夏場の断熱効果が他の工法より一番あるとのこと。また、ウレタン素材やシ-ト防水と違って耐久年数が比較的長いと説明がありました。 工賃100万くらい(仮設足場代金含まず)

二社目:PM工法(密着工法)ウレタン塗膜防水材を防水シ-トに塗り、(3層に分けて)防水する。メンテナンスが10年くらいで必要だが、メンテナンスの補修金額を安く抑えられる。工賃50万くらい(仮設足場代金含まず)

三社目:既設の防水シ-トを撤去し、塩ビシ-トを貼る。そして、シーラーを塗ってガイナと言う遮熱効果の高い塗料の2度塗り。
工賃55万くらい(仮設足場代金含まず)

ダイワハウスの工法は、既設と一緒で防水シ-トの張替えのみです。この工事だけで工賃100万くらい(仮設足場代金含まず)

耐久性と断熱効果を期待するならば、板金によるルーフ工法かな?と思いますが、鉄筋の基礎にアンカーボルトを打って、鉄板屋根を固定するらしいので、基礎に穴を開けるのが正直躊躇しています。また、雨漏りした時のメンテナンスが一番お金がかかりそうです。

断熱効果と、後々のメンテナンスのためのランニングコストを考えたとき、どの防水工法がおすすめなんでしょうか?
今回は、断熱効果が良いものを必ず考慮したいので、多少初期導入コストがかかってもしょうがないと思っています。

もし、他に良い工法があったら教えて下さい。
質問日時: 2013/8/12 00:38:13 解決済み 解決日時: 2013/8/26 04:51:47
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A 回答日時: 2013/8/26 04:51:47
雨漏れたいへんですね。

大体メーカーごとに保証とは別に耐久年数を提示しています。
このダイワハウスの工法が15年で交換時期なら当然防水工事をすべきですし、まだ5年ほど大丈夫(20年耐久)ならパッチ補修で直せます。その間にじっくりと各社の内容も精査できますが、メーカー想定耐久年数とは関係なく、経年劣化での亀裂ならば即防水工事をすべきでしょう。
ダイワハウスのシステムは良く知りませんが少し不思議なことを言っていますね。
屋上防水工事というのは、単体で完結する工事ですので、ベランダ、外壁工事を伴わなくても他社やメーカーでは保証は付きます。
ダイワのルールだと言われればそれまでですが、営業マンがまとめて契約を取ろうという魂胆かもしれません。
ただ、通常塩ビシート防水で施工された屋上やベランダ(ベランダも塩ビと仮定する)よりも外壁の経年劣化の方が早いのが一般の仕様ですので、この営業マンの言っている内容はとも角、実は丸ごとされた方が金銭以外に住んでいる方もご近隣も負担が軽かったりします。

では各業者のお見積もり、仕様について感じるところを書いていきます。(大体は先の回答者さんの方と同じですが)

まず、1社目
確かに断熱効果は高いですが、一番かどうかは?です。
極端に言えば、こう配屋根を付けた方が断熱性は高いですね。
それから、雨水の抜け道はどう作るのでしょうか?現存のドレイン(雨抜き穴)を使うのであればそこの防水性能はかなり落ちます。
書かれているのは屋上の梁にアンカーを打つという事でしょうがおっしゃるようにそこの雨仕舞、それから立ち上がり部の板金とぶつかる所の雨仕舞に不安を覚えますね。結局既存シートに水が回った時にどう対処するのか?漏れた場合の原因箇所特定も困難です。
私的には断熱性をのければ、×に近い△かです。

2社目
ありえません。
塗装業でこれしか防水技術を持ってない方かあまり防水を知らない工務店からのお見積もりではありませんか?
塩ビシート絶縁工法はシートの伸び縮みがあるのが特徴です。FRP防水は論外にしても、伸び縮みする所に(防水)塗料を3回塗ってもひび割れを起こすだけです。最悪ちぎれて風に舞い近隣に迷惑をかけます。
××です。

3社目
3社目にしてやっと、まともな提案が来ました。
基本的にシートのリフォームはシートです。
ただ、既存シートが著しく破裂していて凸凹であったり、剥がれていたりしない限り、撤去する必要がありません。
先の回答の方と同じく施工途中の漏水の可能性がありますし、無駄な撤去は廃材が出て環境にも良くないです。
ダイワという元々建てたメーカーの判断が貼り増しなら、現場をみていないのであくまで可能性の高さでですが撤去の必要はないと思います。
という事で〇の下です。
プラス、ガイナという塗料が断熱性が高いというのは、事実でしょうが先のウレタン以上に、塩ビシートの伸び縮みに対応できるのか疑問です。これは見積もりをした業者に聞いても仕方がないので、ガイナのメーカーに塩ビシート防水の絶縁工法の上に塗装しても保証はでますか?と聞いてみても良いかと思います。

理想は塩ビシート防水で遮熱ないしは断熱シートを使う事ではないでしょうか。
メーカー(ダイワ)は決められた仕様しかしませんので、塩ビシート防水の得意な防水業者を探してみてください。

断熱性も当然期待すべきでしょうがまずは耐久性でしょう。雨が漏ってはしかたがない・・・
後個人的には15年たっているなら、外壁のメンテナンスも必要だと思います。

色々書きましたが、このタイプの屋上は立ち上がり(床以外の部分)も重要だし費用もかかります。
そこの部分がきっちりと見積もりに載っていないと、せっかく直してもまた違う個所が原因で漏れてきますので施工範囲も確認してくださいね。
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A 回答日時: 2013/8/12 22:13:19
今の防水は塩ビシートの絶縁工法ですね、基本的に今の防水層を残したまま施工する場合はルーフ工法などの塩ビの可塑剤の影響を受けない工法の選定が必要となりますので、そのままウレタンの工法は辞めた方が良いですね。
撤去し新たに塩ビシートを施工する場合は断熱工法にすれば良いので値段的にもこの工法が良いのかなと思います。
ただ撤去したときに降水すると建物が漏水するので施工管理をしっかりと行ったほうが良いですね
あとガイナは塩ビとの相性はどうなんですかね?専用の遮熱塗料が各メーカーにあると思うのでそちらの方が良いと思うのですが

田島ルーフィングにシールド工法という方法があるのでこの工法が一番適していると思います。今のシートの上から施工できるし遮熱工法にすれば断熱効果も十分に期待できますよ
詳しくはメーカーのホームページで
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