教えて！住まいの先生

売主の方で共用部分の境界確定を行い、更地化した上で引き渡しが行われる予定だったのですが、共用部分の所有者の数名が立ち会いによる合意を拒んでいるようで、進捗が優れません。

こちらも早く引き渡しを希望していて、売主も同様であることから、売主サイドから「額縁分筆」の提案がありました。

それによると、売買契約の対象面積から共用部分の約5.5%程度を除いた範囲で分筆して確定させるというものになっています。

それに際して、売買契約で定めた金額についても調整する（減額）考えもあるようです。

私も不動産に詳しくない為、この取引のメリットとデメリットが十分に理解できていませんのでお教え頂けないでしょうか。

・分筆予定の範囲に建物を建てる予定ですが、
現状想定している建物の建築には影響しないようです

・境界確定作業を打ち切って、境界が曖昧な共用部分も所有権を移転するため、確定を行いたい場合は私の方で継続する必要があると聞きました

・所有権移転後に境界確定が進まずそのままの状態だと、将来私がその土地を売却する際に現状の売主と同様の状況になると聞いています

私としては、額縁分筆が認められて、売買金額が相応に減額されれば、最悪でも分筆して確定できた範囲の土地は有効に価値が認められると思うので、未確定の共用部分はほぼ捨てたぐらいで考えれば良いかとも思っています。

「売買金額の相応な減額」が幾らが妥当なのか分かりませんが。。（契約金額の5.5%を引いてもらうのが良いのか？）

よろしくお願いします。