教えて！住まいの先生

①1年経過すると中古扱いになりますが、
購入者側は、新築扱いと違い問題（注意点）がありますか？

ありません。
問題はなぜ１年売れなかったのかという原因を特定することです。
交通の便、景観、またはハウスメーカーが強気の価格をつけて高すぎて売れなかった、、など。
この原因がはっきりわからないまま契約するのはちょっと危険です。
いちばん信頼できるのはご近所の方の声ですが、ちょっとむずかしいですかね。

②中古理由に、どの程度値引き要求できるものなのですか？
わたしなら「1800万円なら買う。それより高ければほかで検討してる家にする」って言います。
1900万円以上なら買いません。

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①特にないでしょう。
②その流れですと売主はシビレてますので､話のし方によっては2000万円ならほぼほぼOK､1900万円でもOKするかも知れませんね。

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>購入者側の注意点
1年売れなかったという事実自体が注意すべき対象だと思います。
しかも今回の場合は大幅な値下げをしても売れていないので、価値が低いのだと推察できます。絶対に100%引越がないという場合を除いては、場合によっては引越しできるようにプランを組むのがおすすめです。その後絶対売れない2000万円よりあとで売り捌ける3000万円のほうが良いという考え方もできます。もしよければ参考にしてみてください。

>値下げ
長く売れていない物件なので、売主もさっさとなんとかしたいはずで、より低い額で申し込むということは可能だと思います。予算と相談しつつ、「欲しいのだけど予算の関係で買えない、もしXXXX円だったら買える」というスタンスでやるのがよく、中古だからなど、マイナスを理由にいうのは、この場合よくないかもしれません (先方もわかっているはず)。1900とかいけそうですけどね。

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購入する側としては、建築直後では分からない壁の変化（ひび割れ、木材収縮状況）が多少は経年後として分かる。基本カーテン等がないと思うので、日光の当たり具合での日焼け具合も分かる。一時期流行った木材にこだわった住宅だと、木材が直射日光で日焼けして一部色が変わってる等もあります。水回りがカビてないかもチェックすると良いと思います。

保証面だと質問にある「中古物件（未入居）」という扱いに新築から変わるため、本来新築物件で保証される、構造部の「瑕疵担保責任保険」と、「品確法」が適用除外になります。品確法→【築1年以内物件】を購入した際の不具合を売主が10年間の保証を背負い、修理を行なう旨を規定した法律。

土地が不便な立地でなく、土地付きで新築時の△600万円の価格なら、十分値引かれていると思います。中古理由での値引きは保証面だけで、中古であっても未入居の新築には変わりないので、逆に経年状況を把握できる面を見ると形式上の中古＝デメリットだけではありません。

不備があれば引渡し前に修繕してもらって、家具をそのまま付けておいてもらい、2,000万円ジャストまで行けば上出来だと思います。それ以上の過度な値引きは、単なる冷やかしｏｒ顧客対象外と判断されると思います。

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新築物件で1年経っても売れない物件は、中古で数年住んで売却する時には、もっと売れませんよ。
私なら買いません。

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建築後1年経過すると「新築」ではなくなりますので、新築住宅に義務付けられている10年保証（とそれを担保する措置）をする義務が無くなります

それを値引きの口実とするか、別途同様の保証をつけてもらうかでしょうね

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