教えて!住まいの先生

Q 住宅の地震保険の調査について質問があります。

床の傾きがあり調査を依頼しました。洋間なんですが、柱の傾きは壁紙と石膏ボードを剥がして下地を見ないと分からないと言われ、傾きのない和室の柱を調査して評価されました。柱の調査は皆さん石膏ボード剥がしてるんですか?他に調査方法はないのですか?
質問日時: 2024/2/7 09:25:15 解決済み 解決日時: 2024/2/13 09:31:34
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2024/2/13 09:31:34
現職の調査員です。
先ずは、大変な被害に遭われた事に対して、お見舞いを申し上げます。

尚、以下は私が経験した範囲でのお答えになります。

通常は、ボードを剥がして柱の傾斜を測定する事は無いです。
洋間の柱が損傷箇所として判断される程に損壊しているのであれば、その手前のボードやクロスに顕著な痕跡が見受けられるからです。
一般的な木造住宅であれば、石膏ボードを剥がして柱の損傷状況を確認しようと考える前に、二次査定に切り替えて、内壁や床組の損傷箇所を拾うでしょう。

尚、床が傾いているケースは珍しく無いです。
最近の木材は乾燥させて水分量を減らしてから使われるのでしょうが、一昔前ならば乾燥収縮を見込んでムクリ(反りの逆です)を付けて施工するのが普通だったと習いました。

液状化の被害地域で無ければ、3°を超えると基礎全損と評価しますが1°未満の傾きは基礎の損傷箇所としてカウントしません。
1°の傾きは1mの紐を真下に垂らすと、上と下で約1.75cmも横にズレるので、建具を閉めた時の隙間等で、建築に関わって無い方でも容易に気付くと思われます。
「ビー玉やパチンコ玉を床に置くと、コロコロと動く。」と言うレベルでは無く、『流れる様に転がる』と言うと、イメージし易いでしょうか。

地震保険を簡便に説明すると「民間の損保会社を『窓口』とした『日本政府が作った』保険商品」と言っても良いのではと思います。
簡便な調査方法で公平•公正•効率的に調査を行える方法が採用されていると感じます。
地震被害の実損を補填する性格には全くなって無いと感じます。

今回のお正月の様に、石川県輪島市で地震に伴う火災が発生した際に、火災保険だけでは殆ど役に立たない事をご存知では無い方が少なく無いと感じます。
大きな地震の後に国会でも取り上げられて、1964年の新潟県での地震の後に(新潟県出身の)田中角栄氏の旗振りで地震保険が制定され、1966年から販売されたと習いました。

地震保険の事は「地震に伴う火事で全焼した際に備える保険」と認識されると理解し易いのかも知れません。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2024/2/13 09:31:34

そうなんですねぇ。再調査の予定ですがお電話お待ちして1週間になります。。いつになるのやら。。ご回答ありがとうございました。為になりました。

回答

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A 回答日時: 2024/2/7 11:57:58
そもそも地震保険の鑑定は

屋根


基礎

を外から測定し、全体の何%被害があるかを調べます。

少しでもお役に立つために柱もきちんと調べてくれたのだと思われます。
石膏ボードを剥がして調査した結果が大きく変わるようなら剥がして調べる価値はないこともないですが。
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