教えて！住まいの先生

古すぎるんじゃないかと迷っておられるのかなと推察しました。
結論から申し上げて、「築23年」という数字だけで過剰に心配されることはないと思います。建物の状態はそれぞれ異なります。築20年もいっていないのにめちゃくちゃ傾いている建物もあれば、築35年でも健在！という建物もあります。

ご興味を持たれている物件の状態が良いのであれば、また、メンテナンスをする金銭的な余裕があるのであれば、安心だと思います。

もし不具合があったときの危険度・不快度が高いものとしては下記のようなものがあります。一例ですが、これらに該当しないかはしっかり調査してみてください。上位三つに該当あれば新築でも心配です。

・家に傾きがないか
・シロアリの害がないか
・雨漏りがないか
・外壁や屋根の状態 (リフォームするなら問題なし)
・水回りの状態 (同上)
・フローリングの状態 (同上)

私が思うに、内見したとき、これは良い建物だな〜、と感じるかどうかとその建物の実際はそこそこ相関すると思います。本当にやばい！という要素は見たらすぐにわかりますし、すぐ見てわかるというのがやばいということですもんね。

築年数を気にしておられたので個人的な体験談を。私は築0~36年の戸建て3軒に居住したことがあります (含実家)。古いものは築30年で購入して6年おりましたが、リフォームなど一切せず、不具合が出たので給湯器を交換したのみでした。

この辺はもちろん個々人の感覚によるところですが、この家は非常にしっかりしており、売却もスムーズでした。ということで、「築23年」という築年数のみでご心配される必要はあまりないと私は思いました。

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