教えて!住まいの先生

Q 住宅の傾きについて教えて下さい。 実家が築40年の木造で、丈三という住宅です。田舎によくある仏間を広げられる田の字のような間取りです。

先日久しぶりに台所に立ったのですが、床が北側に傾いている気がしたので簡易水平器で測ってみました。
結果、水平器の線の所まで空気部分が掛るぐらい傾いていました。度数は分かりません。
各部を測ったら程度の差はあれど、台所の床全体が北側に傾いてるようです。

他の部屋や廊下なども測ったら結構バラバラで東西南北に少しずつ傾きがありました。
床材の問題?

試しに家中の柱の傾きも測ったところ、南側の天井が高い部分は柱が太いためかそれほど傾きが無く、北側寄りの部分はやはり少し北側に傾いていました。
建物全体が北側に傾いているのか?

お聞きしたいのですが、新築時の柱と言うのはどれ程の傾きまで許容範囲なのでしょうか?
40年も経てば、これぐらいは普通に見られる現象でしょうか?
何か改善する方法はありますか?

現在までリフォームなどの手は加えていませんので、新築時のままです。
今までに修繕工事などもやって無く、ほったらかしだと思います。
6年ほど前に、市の耐震診断をやってもらったのですが、その時は傾きについて特に指摘されませんでした。
旧耐震基準のままで、補強は出来ていません。

現在建て替えを考えているのですが家族の事情があり、すぐにというわけにもいきません。

アドバイスお願いします。
質問日時: 2018/3/29 13:29:23 解決済み 解決日時: 2018/4/5 11:48:09
回答数: 3 閲覧数: 739 お礼: 25枚
共感した: 0 この質問が不快なら

ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2018/4/5 11:48:09
街の工務店を営んでいます。父もおじい様も大工でした。

①新築時の柱などの傾きについて。
基本建てる時には傾き0で建てています。
土台が傾いたままで建てる方がかなり厄介なので。

②築40年を経過しての傾きですが、これは良くあることです。
特にキッチンが角に設置されている場合には、 水を使うい所ですから どうしても床下にも湿気が多いので、 土台が腐ったり 柱の下が下ったり
多いのは「しろあり」にたべられちゃって土台がスカスカになってしまっていること

例えばここ大阪ですと、まずそうなってしまっています。
(関東以北はわかりません)


③耐震補強工事などで 土台や柱の傾きが指摘されていないと いうことですが。
じつはほぼ指摘されることはありません。
先日市の補助金で行った耐震工事でも、土台がシロアリに食べられて柱が下がっていましたが、それでも指摘はありませんでした。

(もっともそのままでは補強不可能でしたので 土台を入れ替えはしましが)

アドバイスできるとしたら、一度床下に潜り込んで 柱や土台がどうなっているのか確認することぐらいですね。
  • 参考になる:1
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この回答が不快なら

質問した人からのコメント

回答日時: 2018/4/5 11:48:09

皆さん有難うございました。

回答

2 件中、1~2件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ
A 回答した人: 林 清隆 さん 回答日時: 2018/3/29 20:16:13
専門家
はじめまして、ホームインスペクション(住宅診断、住宅検査)を行っています、建築士の林と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

読ませて頂いた限りでは、局所的な傾斜がいろいろな方向にある、という状況で、建物全体が大きく一つの方向に傾斜するような不同沈下ではないように思います。建築時の施工誤差や建物の若干の変形によって生じているものかもしれません。

(もちろん、現地を詳しく調べてみなければわかりませんが。。)

もし不同沈下であっても、十分な築年数が経過していますので、進行は止まっている可能性が高いです。また、不同沈下を直す工事は大きな費用がかかりますが、基本的に建物の耐震性を上げるものではありません。さらに建て替えもご検討中とのこと、現状の傾斜が生活の支障にならないのであれば、特に改善する必要はない、ということになると思います。

念のため、不同沈下を起こすような地盤は、もともと軟弱な地盤である可能性もあります。その場合、その上に建つ建物は揺れやすくなりますので、建て替えの際には耐震性に余裕を持たせるなど、建築士の方と十分ご相談下さい。

ご参考になれば幸いです。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2018/3/29 15:31:21
家の傾きですね。
築40年と言っても、築年数の古さだけで傾く事はありません。原因は、いろいろ考えられますが、まずよくあるのは、土地の不同沈下です。
ご実家の建っている土地は、もともと造成地だったのでは無いかと思います。
その様な場所は、土地が締まっていないので、経年変化で、基礎が沈下し、床が傾きます。
又、造成地でなくても、軟弱地盤ですと、その様な事がありえます。
そばに川や、池など、ありませんか。
もしくは、地名に水がついたりしてますと、軟弱地盤の可能性があります。
残念ながら、この様に全体に傾いた住宅は、なかなか簡単には修繕できません。
又できても費用は、かなりかかりますので、やはり、現在の住宅に住めるだけ住み、建て替えの費用を貯められる事が、1番良いと思いますよ。
建て替えの時は、しっかり地盤を調査し、対応策をすれば大丈夫です。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

2 件中、1~2件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ

Yahoo!不動産で住まいを探そう!

関連する物件をYahoo!不動産で探す

売る

家を売りたい!と思ったら

不動産会社に無料で査定依頼ができます。

知る

Yahoo!不動産マンションカタログ

マンションのスペック情報だけではなく、住んでいるからこそわかる、クチコミ情報を提供しています。
たくさんのマンションの中から、失敗のない「理想の住み替え先」がきっと見つかります。

ページの先頭へ

Yahoo!不動産アプリをダウンロード
JavaScript license information