教えて！住まいの先生

当たらずとも遠からず程度の平均的な回答になりますので、参考程度に受け取って頂ければと思います。


①一条の間取りのルールが厳しいのはご存知でしょうか。そうせざるを得ない工業的・経済的背景を施主が理解した上で間取りの相談をすれば、さほど時間は掛からないでしょう。提案される内容にも納得できるはずです。正直、設計士の提案は参考程度に、設計ルールを自分で理解して、自分から間取りを持っていくくらいの方が、良いと思います。
何も知らずに、ただCMや雑誌で見る憧れの注文住宅のイメージを一条に要求しても、永遠に納得できません。提案力も低いと感じることでしょう。

②床暖房の床下の配管については故障や交換することはありません。配管内に流す液体も今は水道水ですので費用は掛かりません。
熱源はエアコンの室外機と同じようなものですので、これは10年や長くとも15年くらいで交換が必要でしょう。少し特殊なものなので3〜40万円くらい掛かるだろうと考えています。

ソーラーパネルは、発電効率は徐々に下がってゆくのですが、30年で2,3割発電量が落ちたところで使えなくなるわけではないので、改めて300万円も掛けて交換する選択はしないのではと思っています。
パワコンは15年〜20年くらい交換が必要で、2〜30万円くらい掛かるだろうと考えています。


③地域にも電気の使い方にも依ると思いますが、冬に雪に閉ざされるような地域でなければ、まず年間収支はプラスになります。比較的温暖な南関東で12.25KW載せている自家消費メインのうちのケースで、売電収益と本来買電するものを自家消費や蓄電池で賄った金額を総計すると、太陽光発電を乗せることで乗せない場合よりも最初の10年間は毎年30万円、10年目以降も14〜22万円くらいのプラスになる計算になります。（これが、太陽光発電の初期費用を回収していく金額の目安です。10年以降に幅があるのは下記参照。）
太陽光発電の初期費用を無視した単純な年間キャッシュアウトの話であれば、今のFIT買取価格で考えると、最初の10年は毎年売電収益が16万円、新電力の基本料金の無い契約で買電が5万円もいかないので、相殺して十分なお釣りがくるくらいでしょう。10年以降の売電価格は正直どうなるか分かりません。今は単価8円くらいで買取ってくれるので売電収益は8万円くらいになります。これなら相殺されて少々プラスになるでしょう。一方で昼間の太陽光発電の発電量が全国的に過剰になれば、買取拒否される（つまり0円の）世の中になっているかもしれません…

話は逸れますが、10年後はそんな世の中かもしれないので、ご予算に余裕があれば最初から蓄電池を2台入れて、買電を限りなく0にすることをオススメします。

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この質問が不快なら

① 建築士なので、自分で設計。
とはいえ、通常よりもはるかに耐震性にこだわる会社なので、
いい話し合いができて、よりいい家になったと感じています。

② 築15年になりますが、
床暖房もソーラーパネルのメンテナンスも今の所必要ありません。
ただ、１階20坪に対してのエアコンは故障。買い換えました。
移動、設置、旧エアコンの廃気合わせて10万円でした。
太陽光のパワコンは約10年で交換が必要と言われていましたが
今も順調に発電しています。
わが家の場合、まだ充電器がなかったけど
充電器だったらパワコン共有で15年持つという話なので
太陽光のパワコンが壊れたら、エコキュート、充電器を合わせて検討する予定。

③ わたしが建てた翌年に国から高額買取制度と補助金が出たので
一条メンテナンスで設置しました。
当時は今よりはるかに高額で買ってもらえていたので、毎年多大なる利益。
現金で設置しましたが、4年ちょっとでパネル設置の元が取れました。
消費税が10%に上昇したら、なぜか売電価格の消費税も上昇。
ちょっと得した気分です。

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この質問が不快なら

①最初から提案力は期待してませんでした。自分の理想、考えた間取りが出来る、出来ない、代替方法を確認しながら決めました。
②床暖房に不具合はないです。
③ソーラーパネルは当時高かったし、元が取れないと判断して付けませんでした。

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