教えて！住まいの先生

はじめまして、ホームインスペクターとして、住宅診断・住宅検査をおこなっている建築士の和泉と申します。

ラジオから流れる時報を告げる音が生活空間での中心周波数帯と言われているようですが、この中心周波数帯（≒400Hz～800Hz）で、単純に複層ガラス（3-6-3ペア）と単板ガラス（3mm）を比較すると、3dB～5dBぐらい単板ガラス一枚の方が遮音性能に優れるようです。

逆に、この周波数帯以外であれば遮音性能は逆転して複層ガラスに分があることになりますので、使い分けに注意が必要ですね。

また、単板ガラスでもガラスが厚い（5mmとか6.8mm）ほど音の透過を遮るのに適しているので、現在 ご計画されている5mm厚の内窓も一定の効果が期待できると思われます。

なお、空気はコストの掛らない防音材料ですので、既存の複層ガラスサッシとこれから計画する内窓は10cmぐらいの間隙が確保できると望ましいですね。

以上、ご参考まで。

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家や窓の大きさ・音の大きさなど要因は様々あるので、実際の所付けてみないと分からないかと…

ただ、内窓は今ある窓と内窓の間のつけた間の大きさによって防音性能が変わるので、単板でいいかと。

異厚複層ガラスは共鳴や断熱性を上げたい時にされてみては？

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