教えて！住まいの先生

はじめまして、建築設計・ホームインスペクション（住宅診断・住宅検査）を行っている建築士の鈴木と申します。

最初に、現場や図面を拝見した訳ではなく上記文面のみから推測していますので、勘違いや的外れ等の可能性があることをご了承下さい。

一般的な木造住宅で特別な換気システムでないとすると、1箇所の給気口は少なすぎるように思われます。多くの戸建て住宅で採用されている第3種換気システムでは、各居室に給気口を設けて浴室やトイレ等から排気するシステムが一般的です。

換気は確認申請で確認される内容ですので、図面に給気口や排気口が記入されていると思われますので、まずは図面通りに工事されているかどうかを確認することが最初だと思います。

もしお手元の図面が簡単な間取り図のみだった場合は、確認申請副本の写しの図面を入手してチェックされることをお勧めします。

また、浴室から下水の臭いとのことですが、よくある臭いの原因としては「封水切れ」が考えられます。ただ、毎日のように使用する浴室での封水切れだとすると、原因は他にあるようにも思われます。

可能であれば、給気口替わりに最寄りの部屋の窓を少し開けるなどして数日経過観察をしてみて改善されるかどうか確認されてみては如何でしょうか。

仮に、諸々の確認・検討をして「やはり給気口を増やすことが最善だ」となったとしても、単純に給気口の穴を開ければよいというものではなく、構造的に大切な筋違い等の位置を避けたり、給気口と防水シートの隙間を防水テープ等で止水処理するために外壁を外す必要性が出てくる可能性もあります。

まずはご自身で出来る事（確認申請副本との突合せや窓等で給気を確保しての臭気の確認等）を確認された上で、疑義等がより深まるような場合は専門家に間に入ってもらった方が良いかも知れません。

以上、参考となりましたら幸いです。

• 参考になる：1
• ありがとう：0
• 感動した：0
• 面白い：0

この回答が不快なら