教えて！住まいの先生

どちらでも構いません。
・・・が。

不動産の売却には、二種類の方法があります。

①不動産会社に売却
・・・不動産会社等に査定を依頼し、金額に納得がいけば売却する方法です。
決済の時期は相談乗ってもらえるはずです。

不動産屋さんは、取得した不動産を他の方に転売することで、利益を上げます。


②不動産屋さんの仲介で、第三者に売却
・・・不動産会社に購入希望者を探してもらい、第三者と売買契約する方法です。
不動産屋さんには、売買価格×3％+6万円の仲介手数料を支払う必要があります。


①の方法は、すぐに売却できるのが利点です。
不動産屋さんとしては、
a：なかなか売れない
b：所有権移転登記費用が必要
c：購入のための費用が必要・借入すれば金利が必要
これらのリスクがありますので、
②に比べかなり安い金額で仕入れをしないと、利益が出ません。
一般的には、実際に売られる価格の70～80％を提示されることが多いようです。

場合によっては、不動産業者がリフォーム会社を兼ねており
リフォームして高額で転売することで利益が出るため、そこまで安く金額提示をされない場合もあります。


②の方法の一番のネックは、いつ買い手がつくかわからないことです。
不動産屋さんのアドバイスで、質問者様ご自身が売却額を決定することになります。
買い手がつかなければ、値下げして様子を見る・・・を繰り返す必要があります。
また、引き渡し時期も買主さんの希望に合わせる必要があるでしょう。


あくまで一例ですが

3,000万円で売りに出ている（買い手がつく）マンションの場合
①だと2,200～2,500万円が質問者様の手に残る金額です。

②の場合2,900万円で売却（買主も約100万円の仲介手数料が必要のため）
さらに、売主の手数料が約100万円ですので、2,800万円が手残りになります。


それぞれ、メリット＆デメリットがあるので
ローンを完済する必要のある、質問者様のマンションは①
同居をしてから、親御様のマンションを②と言うのが、良いかもしれません。

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