教えて！住まいの先生

①築50年の築古マンションですと、旧耐震基準なので、必ず20年後には建替えとなります。旧耐震基準は70年位しか持たないから。

②新耐震基準のマンションどの鉄筋数の差を記した写メを添付します。
築50年ですと震度7でもヤバイですね。場所により震度6でもヤバイです。

③修繕するべき管は、給水管・給湯管・排水管などがあります。
また、専有部（居住者室内直下）と共有部の全部を交換しないと破裂する危険があります。
共有部は、入居者に仮住まいしてもらわないと出来ないので、必ず交換していません。
漏水があれば、その部分だけ交換するのです。だから共有部配管は交換されていません。
専有部は所有者に聞くしかありません。

◎添付は鉄筋数の違い

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①20年、30年後に建替えにならないか？
→それは分かりません。おそらくマンションの管理組合の役員、管理会社でさえ20、30年後のことはどうなるかはわかりません。
マンションの耐用年数は昔の建物であれば70年程度と言われており、建替えの可能性は十分にあります。
②耐震基準は大丈夫か？
(前回の不動産屋の話では耐震基準適合証明書がとれていないと言われたのが気になった)
→間違いなく旧耐震のマンションであるため、耐震対策がなされてなければ耐震適合証明書は取れません。工事費用は1億は軽く越える為、おそらくなされていないでしょう。

➂排水管の工事はされているか？
→それは工事の履歴を確認するしかありません。やられている可能性はありますが、なされていない可能性もあります。
こちらも1億は越える工事費と思います。
ちなみに昔のマンションは専有部のスラブ下に排水管を通しており、このタイプは更新はされていないと推定されます。

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