教えて！住まいの先生

「玄関のコンクリート隙間」が元々ある隙間なのか・徐々にできたクラックなのか分かりませんが、それ自体がアリの巣ということはないと思います。
アリはあくまでも土中に巣をつくる昆虫であり、コンクリートに穴をあけられるわけではありません。
従って隙間に入っていくのは、それを抜けた先に巣があるとか餌場に通うルートである可能性が考えられます。

「このままだとどうなるか？」については、もっと繁殖してそこを通過する数が増えることが考えられます。
「どんどん巣が深くなる」というのも、数が増えれば巣が大規模になるのであり得ますが、それは玄関コンクリートの隙間とは別の場所だと思いますのでそこに何らかの悪影響があるとは思えません。

但し以下の場合を除きます。
●その隙間の中がすぐに床下地面があり、そこに巨大な巣をつくっている場合
●同じく土台木材があり、シロアリ等に食害されて穴だらけになっている場合
このふたつのケースでは地盤沈下等何らかの影響が出るかも知れません。
特にふたつめの土台に営巣している場合は建物に影響します。

対策を取る場合は食毒剤 (アリの巣コロリ) の方をおすすめします。
必ず屋外用を設置するようにして下さい。

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