教えて!住まいの先生
Q 工務店・ハウスメーカー選び。
数ヶ月検討した結果、ローコスト系ハウスメーカーの最高クラスのものが一番希望の性能とコスパを叶えている気がしています。
所謂「レクサスの安いやつに乗るか、プリウスに豪華オプションをつけるか」みたいな話です。
初めての家づくりで考え違いや盲点があるかもしれません。
以下検討した内容を記載しますのでご意見いただければと思います。
重視した点は、性能、間取り、アフター、そして価格です。
地元工務店は確かに基本的な価格が低く、設計の提案も面白いものが多かったです。ただ、耐震・制震、機密性、断熱性、換気システム、ZEH対応などを追加していくと結局コストがかさみ、耐震性を意識することで間取りの自由度も低くなり、徐々に工務店のメリットを削っていくような状態になっていきました。
「設計の自由度」を売りにしている大手工務店の中には「制震の施工はしたことがない」というところもありました。(そのかわりどんな奇抜なデザインの家でも建ててくれるそうです)
ハウスメーカーは、価格帯高・中・低それぞれ行きました。
高・中クラスのメーカーでハイグレードプランは予算的に難しく、中くらいのプランで見積もった結果、性能は可もなく不可もなく。
低価格帯で最も安かったA社は、基本がローコストプランのみのため予算をぐっと下回る代わり、性能もそこそこ、値段相応だなという感じでした。
ローコスト系B社はグレードの選択が広く、予算的にほぼ最高クラスを選択できたため、他社の予算内プランと比べて一番性能とコスパが良いことがわかりました。ただ、オプションつけまくりの状態なので、ローコストとはいえ結局坪単価は60万弱です。
B社の懸念材料としては①担当者の転勤がありうる ②ローコストメーカーはネットで評判が悪い ③点検、メンテナンスは施工業者が変わる などがあります。
①③は、地元工務店では全く心配がないことですし、②についてはI条やS水で建てた人の前で言いづらい気持ちがないといえば嘘になります。
それでも、基本的な素材から細かな電気設備までそれぞれ比較して一覧表にした結果、やっぱりB社の最高クラスが良いように思います。
(水回りに選べないメーカーがある、無垢材が使えない、といった点もあったのですが、希望のものは選択肢内にあったのでデメリットとは思っていません)
このままではおそらくB社に決まりそうですが、上記の考え方に何か見落とし等ありますでしょうか。他ご助言等ありましたら、お聞かせ願えればと思います。
予算内で素人なりに真剣に考えておりますので、「結局大手メーカーのハイクラスが一番」みたいなことは一旦無しでお願いします…。
最初数ヶ月は間取りの話ばかりしていました。ここにきてようやく家そのものの性能に目が行き始めたのですが、確かに今度はそればかり意識しすぎていたかもしれません。「大工さんの質」は確かに盲点でした。カタログ性能だけで判断できないというご指摘はもっともだと思います。
ただそうなると、安心できるのは一部の所謂スーパー大手(工務店さんの表現)くらいで、坪単価が数万円上の社にしたからといって大きく変わるとも思えないのですが、どうなのでしょう。
そしてスーパー大手では今よりヘタをすると1000万くらい差が出そうです。
大工さんの質は確かに大切ですが、自分たちの希望をどんどん諦めていく形になります…。とはいえ「いろいろつけたけど安い!」を鵜呑みに決めてしまうのはまだやめようと思います。
セールスマンは理解していない…確かに否定はしませんが、きちんとした方もおられましたよ。一括りにするのは失礼ではと思います。
期限までまだまだ皆様のお話お待ちしております。
回答数: 9 | 閲覧数: 968 | お礼: 100枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
・フラット35S
・札幌版次世代住宅基準のスタンダード
この2つの基準をクリアした家を建てたいと言って「はいはい、大丈夫ですよ〜」とノータイムでOKを出す会社に絞りました
これらは建築中に何度か第三者の検査が入ります
基礎や配筋など素人が思いつかないような、でも大切な部分もきちんと見てくれます
耐震・省エネなどもある程度クリアできます
それだけで絶対安心とは言えないまでも素人が聞きかじりの知識で判断するよりはるかにマシかと
特にフラット35Sの基準はそう厳しいものではありませんが、クリアすればひどい欠陥住宅が建つということはまずありません
基本の基本ですね、ここを渋るようではお話になりません
でも渋るところ多いです
大手ハウスメーカーは特に嫌がるかな
札幌の基準はかなり良い出来のものですが残念ながら札幌でしか使えません
が、お住まいの自治体で同じような制度がないか調べてみてはいかがでしょう
耐震はまだしも制振やZEHに関しては確固たる信念と根拠を持ってやらないといった工務店もあります
(かくいう私もこの2つは疑問視している派です)
最初からあれもこれもと詰め込んで建築会社を探すのではなく、先に上げた基準をスッとクリアできる会社をピックアップしてから各々の会社と家造りのポリシーなど含めてお話を深めていくのはいかがでしょうか
何度もやりとりして現場見学会などに足繁く通えば、自ずと信頼できる仕事をする質問者さまと相性のいい会社が見つかると思いますよ
このやり方はとても大変ですが、そこらのハウスメーカーなんぞで建てるよりはるかに安価で質のいい家を造れます
ぜひ頑張ってください!
※長くなるので省きますがハウスメーカーは高いところだろうとローコストだろうと避けましょう
例外なく安かろう悪かろうどころか高かろう悪かろうです
地元の工務店にしぼるほうが懸命です
質問した人からのコメント
回答日時: 2019/11/12 20:16:15
いろんなお話を聞けて感謝します。
どれも大変勉強になりました!
その後も新たに工務店やメーカーを回り続けていたのですが、自分の中での基準が一通り定まってきたおかげで選定がしやすくなってきました。
同じ目線で具体的なしぼりかたを記載してくださった、こちらの方をベストアンサーといたします。
目先の見積額や個々の素材だけに囚われず、悔いのない会社選びをしたいと思います。
本当にありがとうございました!
回答
8 件中、1~8件を表示
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かなりお力になれると思います(どうすれば手に入る価格で納得の家を建てられるか)。
まず、間取りや外観などは設計士の力量です。
これはどこでも同じですので一番気にいる間取りを出してくれるまで色々なメーカーをひたすら回ります。
それが決まれば次にどういう家を建てたいかです。
工法(木造、ツーバイ、鉄骨、RC、CLT、スチール等など)高気密高断熱住宅なのか、大きなビルトインガレージ(開口部)がある住宅なのか等ですね。
例えば木造の場合、間取りの自由度もそうですが、バランスのよい建物が建てたられるのがメリットです。
柱の材料の使い分けもそうですし、躯体接続方法、梁の使い分け、そこでコストを調整できます。
全てはここには記載できないので、ご興味がありましたらぜひご一報ください!
「いいかげんな施主(お客様)はいいかげんな大工(建築業者全般)で家を建つ」
と、言われています。(類は友を呼ぶ、と言った感じです)
貴方が良い人であれば自然と良い建築業者に依頼し良い家が建ちます。
貴方が良い家を建てれるかどうかは、もうすでに決まっています。
応援してます。
頑張って、良い家を建ててください。
②自動車の様な「厳格な車両側の法律」があれば、スペアタイヤや交換工具が、オプション扱いでは許されないのですが、住宅で特に「ローコスト系」の場合には、「足場代(これを外してどうやって工事をするのか?)」が本体価格には含まれていませんし、沢山の必要不可欠な項目が、全て意図的に外されていますから(決まりが何もありませんからね!)正直者がバカを見る様な内容なのが、「住宅の見積書」の実態なのです。
③多分あなたが話した相手は「セールスマン」ですよね。 彼らは「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の違いすらキチンと理解していませんので、その話を鵜呑みにして比較しても、後で「約束と違う!」と揉める元になるだけですよ。
④以下に簡単な各種の内容を書きますので、参考にしてください。
(1)「耐震等級3」の家:
先にも書きましたが「等級3相当」では何の役にも立たないので、必ず「住宅表示制度」を利用して裏付けを取ってください。 「耐震等級3」の家は熊本の様に、震度7に2回遭遇しても、ほとんど無傷で暮らせましたし、地震保険の掛け金も「半額」になりますので、参考にしてください。
https://www.sumai-fun.com/money/post-15/
(2)「省令準耐火」の家:
地震の時の「隣家からのもらい火」にも強い上に、火災保険の掛け金も「半額」になりますから、お勧めします。
https://www.freedom.co.jp/kurashi/%E6%B3%A8%E6%96%87%E4%BD%8F%E5%AE%85/%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%96%99%E3%81%8C%E5%89%B2%E5%AE%89%E3%81%AB%EF%BC%9F%E7%9C%81%E4%BB%A4%E6%BA%96%E8%80%90%E7%81%AB%E6%A7%8B%E9%80%A0%E3%81%AE%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%81%A8%E3%81%AF/
(3)「高断熱」の家:
こちらが政府系団体の新たな断熱の指標なので、参考にしてください。
https://www.yama-kk.com/information/heat20%E3%83%BBg3/
この一覧表のG-2だと「①地域(北海道の内陸部)」で「Ua値(外皮平均熱貫流)」=0.28だったのですが、今回のG-3では「⑦地域(鹿児島県)」=0.26で逆転しています。
これからはこの数値が「トップランナー基準」となり得る可能性がありますし、後10年もすれば、これが「次期標準値」になる可能性が、今までの流れから考えてとても高いので、この部分は注意しておいてください。
⑤更に「高性能の家」には、この様な「補助金」や「優遇税制」がありますから、参考にしてください。
https://www.sumai-fun.com/money/sintiku/
「地域型グリーン化事業」の例えば「ゼロエネルギー住宅(こちらは国土交通省の管轄)」で「地域木材」を使用して、「三世代同居」であれば最大で190万円の補助金が交付されますので、お役立てください。
「補足」があれば「追記」が可能です。
違うんだけど、うまく説明できないです。
>オプションつけまくりの状態なので、ローコストとはいえ結局坪単価は60万弱です。
そこまでするならローコスト系から入る必要があるのかしら?
私は職人技のある工務店がいいので、質問者さんには参考になるような事が言えないかもしれません。
とにかく構造体の質はご確認ください。
・①担当者の転勤がありうる
退職や倒産があるので、地元工務店でも普通にリスクです。地元工務店が避けられる最大の理由のひとつとすら言えます
一般に引継も苦手なので、担当を気にするのなら合わないと思います
・ ③点検、メンテナンスは施工業者が変わる
前述のとおり倒産のリスクがあります。
不景気以外に「後継者がいなかったので」等もありえますね
またメンテナンスは「定期的に工務店からフォローがあるか」が重要です。
「不具合が見つかった。連絡して修理しよう」ではなく、工務店から定期的に検査をし、不具合を自覚する前に発見して修理すべきです。
人間の健康診断と同じですね。
大半が無駄になる検査は、なかなか自分からはやれないので工務店側から来て欲しいです
しかし、大手ならサービスの一環としてやってきますが、一般に地元工務店は人員やコストを避けずできません。
・検討内容がハードに寄りすぎ、間取りやデザインといったソフト面がないです
(重視した点に挙げられていますが、その後、触れられていません)
いざ建ってしまえば、カタログスペックはどうでも良かったりします。
小数点以下の断熱性や気密性に拘っても、窓の数や大きさ、日常生活の出入りの頻度等で、あっさりと崩れ去りかねません
一方で数字として目に見えるので、カタログ合戦をしていると、ついついそこにばかり意識を取られてしまいます。
揚げ足をとるようで恐縮ですが、重視したはずの間取の話が、途中から消えていますよね。
細かな比較一覧表にも登場していない(あるいは「間取」の1行しかない)のでは。
「間取なんて自由度さえあればどうとでも良くなる」ようでいて、意外にそうではありません。
不思議なぐらいローコスト・ハイコストに比例します。
もう論外レベルです。
いくら構造計算しようが全て台無し。
コストは間接的に人材レベルに影響するというのが自然な考え方だと思われます。
もちろん大手HMも地元工務店を下請けに使っていますが、下請けの中でも技能レベルが違うのと、元請けの管理力による影響も考慮すべきかと思います。
安い工事が主体の会社でいくら高性能なモノを取り入れても、結局取り扱うのは安い単価で雇われたヒトです。
腕の良い職人は安い単価で請け負う必要がありません。
特に今は人手不足ですから、良い職人から奪い合いになりますが、当然単価の高い会社が持っていきます。そうなると、ローコストはどういった職人が請け負っているのか、お分かりですよね。そして丸のこの刃一枚をケチってコスト差を補うしかないのです。
どんな職種でも同じですが、同じ免許を持っていても、スキルには雲泥の差があります。
職人に限らず、良い人材は、それに見合う待遇を受けてしか確保出来ません。
卓上のスペックに惑わされないでください。目に見えないコストを無視してはいけません。
よく今の家はプラモデルだなんて揶揄されますけど、同じプラモデルでも、素人が適当に作ってもとりあえず形にはなりますが、やはりプロのモデラーさんが作ると別モノのような仕上がりになりますよね。同じ工具で作ったとしてもです。
住宅も同じです。腕の違いは細部に必ず表れます。これは間違いありません。
理由はすごく簡単な話でハイクラスは材だけでなく施工費等も利益が乗っています。
しかし施工者は下位グレードと同じ人が来ます。
ローコストは職人とは呼べないレベルの低い作業員が作業します。
私は設計、施工、監理すべてに携わっていますが私の現場に応援でローコストの作業員が稀にきます。
はっきりいって目が離せません。
金物に指定のビス以外のものを使う。
左右を間違える。
ついてさえいればよいと思っている。
ビスピッチは完全な勘で根太から平気で外します。
耐震にこだわりがあるのであればなおさらです。
施工管理、監理者、施工者、すべてのレベルが低く人件費が安いことがローコストの根幹であり正体です。
断熱材、石膏ボードを貼った時点で分からなくなる釘、金物が図面通りになっているか信用できますか?
断熱材が隙間なく貼られ気密が確保できいるか信用できますか?
私は上記の指摘を口酸っぱく行ってきましたが彼らは口をそろえてこう言います。
○○ホームではそんなこと言われたことないけどな(怒)
私はローコストはローコストの価値しかないと考えます。
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