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教えて！住まいの先生

Q 前回の名義変更についての続きです。

遺産分割協議書を作成し、名義変更の手続きを始める矢先、名義変更する家、土地の登記簿謄本を紛失していると発覚しました。祖父が20年も前に亡くなっており、相続人である父も登記簿謄本がどこにあるのか知りません。
この場合、どうしたらいいのか教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

質問日時： 2024/2/24 14:20:27 解決済み解決日時： 2024/2/24 16:11:00
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A 回答日時： 2024/2/24 16:11:00

「登記簿謄本」とは、登記所に備え付けてある「登記簿」の、写し（謄本）という意味です。
登記所に行けば、何通でも発行してくれます。
質問者のいいたいのはいわゆる「権利証」のことではないでしょうか？

いわゆる権利証は、所有者本人が登記義務者となる登記を申請する際に本人であることを証明する書面の一つとして利用するものであり、所有者本人が死亡している今は効力がないと考えてください。
もちろん、相続を原因とする所有権移転登記の際にも不要です。（本人が出てきて手続きするわけ手間はありませんからね）

万一盗難にあったとしても、それだけでは何もできませんので、その点はご安心ください。
見つからなかったとしても、問題ありません。

相続による所有権移転登記を行えば、新権利者には「登記識別情報」という、現行法でいわゆる権利証に相当する書面が新規に発行されますので、そちらを大事に保管するようにすればいいでしょう。