教えて!住まいの先生
Q 火災保険についてご相談します。 7階建て中古マンション(昭和49年築・コンクリート造・M構造・70㎡)の4階部分に住んでいます。
今年の4月でローンを終えて、それと同時に保険の契約が切れて現在はそのまま保険加入検討しつつも、未加入の状態でおります。
5年前に購入当時に案内されるままに加入した保険が、、、
→東京海上日動火災
●住まいの保険・・・建物720万
●地震保険・・・建物370万
●いずれも家財補償なし
●5年で31770円
、、、でした。
現在全労災を検討しており、住宅保障1000万・家財保障400万に個人賠償責任をつけてのプラン見積りを送付してもらいました。
そこで質問なのですが
①1300万で購入した中古マンションで1000万の保障はどのようなものでしょうか?
②マンションにおいて、地震などの自然災害はつけておくべきなのでしょうか?
(あまり意味のないような意見の書き込みも見るので、、、)
③以前に加入していた東京海上の方が得策なのでしょうか?
(よく分かりませんが、団体扱い割引きという表記有なので)
④他にアドバイス等あればご助言いただけたら有難いです。
どうぞよろしくお願い致します。
5年前に購入当時に案内されるままに加入した保険が、、、
→東京海上日動火災
●住まいの保険・・・建物720万
●地震保険・・・建物370万
●いずれも家財補償なし
●5年で31770円
、、、でした。
現在全労災を検討しており、住宅保障1000万・家財保障400万に個人賠償責任をつけてのプラン見積りを送付してもらいました。
そこで質問なのですが
①1300万で購入した中古マンションで1000万の保障はどのようなものでしょうか?
②マンションにおいて、地震などの自然災害はつけておくべきなのでしょうか?
(あまり意味のないような意見の書き込みも見るので、、、)
③以前に加入していた東京海上の方が得策なのでしょうか?
(よく分かりませんが、団体扱い割引きという表記有なので)
④他にアドバイス等あればご助言いただけたら有難いです。
どうぞよろしくお願い致します。
ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2015/9/4 11:07:22
リクエストされているようですが私見を…
①建物保険金 1000万円はまぁ妥当なところかと考えます。
1300万円問うのは共用部分も土地代も入った価格ですので、その分は控除する必要はあります。但し、このマンションが全焼した場合に「再建」するのにいくらかかるかをお考え下さい。70㎡のマンションで完全リフォームするには1000万円程度は必要となるでしょう。
各保険会社では「新築費単価法」という簡易評価方法で「評価額」の算出を行います。
この方法では、所在県・建築年月・面積・構造から「評価額」を算出し、例えば東京海上日動なら±30%の範囲で「保険金額」を決めることが出来ます。
おそらく東京海上なら700万円~1300万円あたりが範囲金額になると思われます。
②M構造における自然災害としては2階以上にお住まいなら「水災」はまず不要でしょう。(7階ですね)
「風災・雪災・雹災」ですが、居住県により「雪災」の要・不要が決まります。
雪のほとんど降らない地域では、ほとんど「雪災」の心配はありません。
たぶんマンションなら「雪」の心配はないでしょう。
北海道では「台風」の心配はほとんどありません。
逆に九州地方は「台風」の損害が大きく、今回の改正で大幅値上げが決まっています。先ずは「リスク」の発生頻度と損害の大きさの想定です。
次にマンションの場合「開口部」が限定されてきます。バルコニーくらいです。
但し、3面バルコニーならリスクは大きくなります。
しかし、「風災」でどんな損害が予想されますか?何が損壊しますか?
最後の自然大害は「地震」です。昭和49年の建設なら耐震性は低いと考えられます。日本で地震の不安の無い場所はありませんから、地震保険はご契約をお勧めします。
④団体扱いはあまり気にしなくて大丈夫です。ローンが終われば団体から外れますし、きちんと補償を選択すれば団体割引はさして気にならないものです。
一戸建てと比較して「M構造」は約50%の保険料です。
多少補償を充実させても「驚くような保険料」にはなりにくいです。
M構造で料率が有利なのは「損保ジャパン日本興亜」です。
(安いと評判の朝日火災よりも低いです)
9月末までなら長期一括契約(最長36年)が契約出来ます。
この契約の割引率は実に約35%です。一度ご検討下さい。
全労済の「住まいる共済」ですね…
自動的に不要な補償が付いてきますよ…
自然災害はおまけ程度ですよ。
家財保険も時代遅れの契約方式です(ほとんどの方がこの事を知りませんが)
全労済には優秀な代理店がほとんどいません。
火災保険は代理店が非常に重要です。
(今、私が話しているようなことを説明してくれる代理店です)
年払いの保険料で結局いくら払うか?を計算したら、たぶん驚かれるでしょう。
TVCMでは月払いで宣伝しています。
全労済にされるなら、そこのところをよくご検討下さい。
営利目的でない全労済が素晴らしければ、日本中みんな全労済になっているはずですよ。
少しはお役に立てれば…
①建物保険金 1000万円はまぁ妥当なところかと考えます。
1300万円問うのは共用部分も土地代も入った価格ですので、その分は控除する必要はあります。但し、このマンションが全焼した場合に「再建」するのにいくらかかるかをお考え下さい。70㎡のマンションで完全リフォームするには1000万円程度は必要となるでしょう。
各保険会社では「新築費単価法」という簡易評価方法で「評価額」の算出を行います。
この方法では、所在県・建築年月・面積・構造から「評価額」を算出し、例えば東京海上日動なら±30%の範囲で「保険金額」を決めることが出来ます。
おそらく東京海上なら700万円~1300万円あたりが範囲金額になると思われます。
②M構造における自然災害としては2階以上にお住まいなら「水災」はまず不要でしょう。(7階ですね)
「風災・雪災・雹災」ですが、居住県により「雪災」の要・不要が決まります。
雪のほとんど降らない地域では、ほとんど「雪災」の心配はありません。
たぶんマンションなら「雪」の心配はないでしょう。
北海道では「台風」の心配はほとんどありません。
逆に九州地方は「台風」の損害が大きく、今回の改正で大幅値上げが決まっています。先ずは「リスク」の発生頻度と損害の大きさの想定です。
次にマンションの場合「開口部」が限定されてきます。バルコニーくらいです。
但し、3面バルコニーならリスクは大きくなります。
しかし、「風災」でどんな損害が予想されますか?何が損壊しますか?
最後の自然大害は「地震」です。昭和49年の建設なら耐震性は低いと考えられます。日本で地震の不安の無い場所はありませんから、地震保険はご契約をお勧めします。
④団体扱いはあまり気にしなくて大丈夫です。ローンが終われば団体から外れますし、きちんと補償を選択すれば団体割引はさして気にならないものです。
一戸建てと比較して「M構造」は約50%の保険料です。
多少補償を充実させても「驚くような保険料」にはなりにくいです。
M構造で料率が有利なのは「損保ジャパン日本興亜」です。
(安いと評判の朝日火災よりも低いです)
9月末までなら長期一括契約(最長36年)が契約出来ます。
この契約の割引率は実に約35%です。一度ご検討下さい。
全労済の「住まいる共済」ですね…
自動的に不要な補償が付いてきますよ…
自然災害はおまけ程度ですよ。
家財保険も時代遅れの契約方式です(ほとんどの方がこの事を知りませんが)
全労済には優秀な代理店がほとんどいません。
火災保険は代理店が非常に重要です。
(今、私が話しているようなことを説明してくれる代理店です)
年払いの保険料で結局いくら払うか?を計算したら、たぶん驚かれるでしょう。
TVCMでは月払いで宣伝しています。
全労済にされるなら、そこのところをよくご検討下さい。
営利目的でない全労済が素晴らしければ、日本中みんな全労済になっているはずですよ。
少しはお役に立てれば…
質問した人からのコメント
回答日時: 2015/9/4 11:07:22
ご丁寧にありがとうございます!!!
他のお二人の方もありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
回答
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A
回答日時:
2015/9/2 16:00:08
A
回答日時:
2015/9/2 11:56:13
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