教えて!住まいの先生

Q 適用金利について質問です。 金利と時代は関係あるのかという内容です。 ちなみに自分はローン自体を組んだことがありません。 この前友人が車を購入したのを聞いて

自分「金利はどれくらいだった?」
友人「金利なんか気にしてたら車なんて買えないよ」
自分「でも支払利息を余分に払う意味なんてないじゃないか」
友人「今低金利の時代なのに、そんなの気にすんな」

上記の会話を何気なくしていました。
そこで疑問です。
ローンを組むときの金利とその時々の時代って関係あるのでしょうか?
マイカーローンなり住宅ローンなり、適用金利というものは借入する場所・支払額・支払年数(あとは固定か変動か)で、何%〜何%と法律で決まっていると思っていました。
低金利の時代と友人は言っていましたが、友人のいう金利はもしかしたらマイナス金利のことを言っていたのか?それなら日銀当座預金の金利のことか?なら借入する際の金利とは全く関係なくない?と思います。

最初に言いましたが、全くローンを組んだことがありません。
そのため色々ごちゃ混ぜになっている、着眼点がそもそも違う、論点が違う等々不備はあると思いますが、ご教示お願いします。
質問日時: 2024/2/20 12:14:19 解決済み 解決日時: 2024/2/23 21:45:06
回答数: 4 閲覧数: 125 お礼: 0枚
共感した: 0 この質問が不快なら

ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2024/2/23 21:45:06
金利と時代とは、直接には無関係です。

基本的には、ローンの金利は金融機関が自由に競争のもとで決めています。
ですが、その中身として、計算の基となる指標(長期金利)や、調達コスト(短期金利)は影響を及ぼしています。

ご質問内容をシンプルにすると
①「マイカーローン、ディーラーローン、住宅ローンの金利がどのように決まっているか。」
②「日銀の政策金利や長期金利との関連性はあるのか」
です。


ローンなどの金利に(一応)関係しているのは、短期金利(政策金利)や長期金利(国債利回り)です。
それから、法律よりも同業他社との競争原理(それぞれ相場通りでローン金利を設定している)によります。
法律上は、金利の上限しかなく、延滞時や消費者金融くらいの話です。


短期金利は、変動金利の調達コストに関わってきます。
預金金利にも関わってきます。
これに経費分を上乗せしてローン金利を決めます。
赤字では貸してくれないのです。

長期金利は、固定金利の比較対象(モノサシ)として関わってきます。
ほどほどにして競争原理の競争力としますが、出回っている安定した債権よりも安くは貸しません。
国や企業よりも返済能力や信用力があるのか、という話などになります。

ですが、何となく銀行のマイカーローンなら、1〜4%くらいです。
マイカーローンの保証料については1〜2%を超えてくるのですが、保証料前払い式であれば、この部分は金利としてはかからなくなります。
返済期間との兼ね合いもあります。


住宅ローンなら、0.5%〜2%くらいです。
(これを下回る金利は、赤字に見える金利設定ですが、低金利の金融機関の場合は、手数料ビジネスや抱え込みビジネスなので、別で収益を上げています。)
低金利を実現するために抵当権設定などもされています。

団信の必要経費が、約0.23%
特約団信が無料なら、これも計算に入っています。
保証料は、契約者の質によって様々ですが、均すと約0.2%弱です。
住宅ローンに関しては、貸倒れリスクに備える必要つまり保証料は低いです。
いざとなれば抵当権を行使して、競売するので。


固定金利か変動金利かにもよります。
他に貸すよりも、住宅ローンで貸し出した方が良いのかどうか、他のプランよりも有利なのか不利なのかで、金利差が生じます。
例えば35年固定であれば、金利上昇時には、他よりも安いのに一括返済の取り立てをできないので、金融機関は高目の金利を設定しています。

ディーラーローンなら、〜8%くらいです。
この金利の差は、「相場だから」です。

ディーラーローンが高い金利なのは、例えば残価設定ができたり、初期手数料ゼロにできたりしているからです。
(アドオン方式である場合もあります。)
売却時の買い取り保証など、あるいは利便性などで、金利とは別のメリットを提示しています。

必要経費としての金利や利益目的の金利の前に「調達コストとしての金利」があります。
この調達コストが、ご質問の内容に深く関わってきます。



「低金利の時代」
おそらくはマイナス金利や金融緩和政策などの話でしょう。
これは一部はその通りです。

そもそもマイナス金利は、借りやすくするための政策なので。
金融緩和は少しだけ意味合いが異なります。
住宅ローンや、マイカーローンの金利を下げておく事は、目的型の消費性資金を借りやすくすることに繋がります。
(分かりにくい表現ですよね)
それほどの損失をせずに、住宅や車を取得しやすい、という事です。
目的型のローンとは、使い途が限定されているローンです。
低金利政策は景気刺激策なのです。

まあ主目的は、企業への融資に対してであって、住宅ローンやマイカーローンへの影響は、副次的なものですが。


ですが、低金利だからといって、消費者金融の金利は下がっていませんよね。
下げる必要がないからです。
高くても借りてくれるので。

これが競争原理という話です。

短期金利は、金融機関同士で、翌日まで貸し借りする(データ上だけですが。日銀当座預金口座でのやり取りとなります)ときに関係するので、そのまま調達コストとしても計算できます。

実際には、抱える預金額と融資額の大小比較などにも関わってきますので、短期金利だけを調達コストとして考えるのは違いますが。

金利とは、借りたお金に対して支払する利息の割合のことです。
残債方式のローンの金利と、アドオン方式のローンの金利、預貯金につく金利、政策金利である短期金利(Tokyo OverNight Average rate)や、長期金利(10年物国債利回り)など、それぞれ何を根拠に決めているかは別の話です。

基本的には、ローンの金利は金融機関が自由に競争のもとで決めています。
その中身として、計算の基となる指標(長期金利)や、調達コスト(短期金利)は影響を及ぼしています。


説明があまり上手ではなくて申し訳ありません。

低金利だから借りるべき、借りないべきという事はありませんが、借りやすい借りにくいという視点であれば、低金利だと借りやすいとは思います。

利息を払ってでも借りて、(住宅や車に)消費したい、という事であれば、金利の上下よりも、欲しいかどうかの話の方が重要になってくると思います。

ローンの金利は、分割払いにする手数料なので、必要な人にとっては、金利が高くなっても借りるのです。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この回答が不快なら

質問した人からのコメント

回答日時: 2024/2/23 21:45:06

詳細に説明していただき、誠にありがとうございます。

回答

3 件中、1~3件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ
A 回答日時: 2024/2/20 15:51:32
カーローンで言えば昭和の時代とか10%とか15%くらいの金利はざらにありました。

今時なら金利2とか3%くらいの金利ですから、昔のことを知ってる人間からすれば気にするほどの金利では無いです。

住宅ローンで無いから金利は固定です。

購入したときの金利で3年とか5年、7年払うはずです。

借りる会社によって金利は変わってきます。

日銀の金利は間接的に影響します。日銀が0金利政策をやっているので、銀行も貸し出すときにはその水準に合わせて低金利で貸し出していますが

昭和の時代なら住宅ローン金利が8%とかありましたが、今なら0.5%といったタダに近い金利で貸し出しています。

今後、インフレが普通になったり、景気がよくなれば、住宅ローンの金利も上がりますし、マイカーローンももっと金利が上がります。
  • 参考になる:1
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2024/2/20 13:20:39
様々な考え方がありますが、一例とお考え下さい。

もし、あなたに「100万円」渡して、「これを増やしなさい」と言われたら、どうしますか?

ギャンブルで増やす方法もあるでしょう。
しかし、これはリスクが高すぎます。

その為、投資家・・・と呼ばれる人は、様々なものに投資を行います。
預貯金、株、FX、金地金、小豆相場・・・etc様々な方法があります。

例えば、今から30年前タイムスリップしましょう。
当時、金利は5~6%でした。
100万円預ければ、430万円になる計算です。
・・・しかし、金利は下がり続け、ほとんど増えませんでした。

一方、1g2000円の金地金を500g購入して、今売却すれば約500万円。
400万円も利益が出ます。

1本100円の缶ジュースを1万本仕入れて、今、売れば、1本160円。
160万円で売れることになります。(賞味期限とか言わないの!)


ここからが肝心です。
世界中の投資家が投資に回す金額は決まっています。
それを「何」に、投資するか・・・なのです。

今は、円安です。
円高の時よりもお値打ちに、日本の株を外国人投資家が購入することができます。
買われれば、株価は上昇します。
上昇しても、円安だし、さらに上がりそうと思うから、さらに購入され
さらに株価は上がってますよね。
さらに株価は上昇しそうなので、日本人投資家も便乗します。

0.1%の金利で預金するより、株を買った方がよさそうですよね。
さらに言えば、1%の金利で銀行からお金を借りてでも、株を買った方が儲かりそうですよね。

金利を上げないと、誰も預金してくれない。
借りる人はたくさんいるのに、財源がない。
それなら、金利を上げよう・・・となります。

法律で定められているのは、金融機関が貸し出しした時の金利の上限です。
預貯金に、どれだけの金利をつけても問題ありません。

・・・とは言うものの、貸出金利より預金金利が上回ることはあり得ないのですが。

そして、今のような局面。
同時に物価も上がっていきます。
先ほどの缶ジュースの例ではないですが、今まで2000万円で建築できた家が、2500万円必要になりました。
今後は3000万円必要になるかもしれません。
金利も上がるでしょう。
それなら、今のうちに家を建てよう・・・と言う方も増えています。
  • 参考になる:1
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2024/2/20 12:56:53
1.そもそも、金融事業者がどこかが分からない。そのためマイナス金利の適用を受けている可能性は否定はできない。
多分適用されていないが。実際に海外の変動金利の住宅ローンでは既にマイナス金利が適用された例が実在します。
そのご友人が大変リッチで信用力がある場合には、円貨の当座預金金利がマイナスであることと、変動金利の金利設定に日々更改になっていれば、円建てのスプレッドを考えるとマイナスであることは否定はできない。
いや、普通は基準金利+0.05%なんて金利じゃ借りれないので、ほとんど有り得ないですが、理論上はマイナス金利で借りていることを否定できないです。ほぼ有り得ませんが。


2.次に基準金利+2%のスプレッド等の「普通の場合」を考えます。
基準金利が5%の場合と、0%の場合では金利の付き方が異なります。スプレッド込み(スプレッドとは簡単に言えばローンを提供する金融機関の取り分のことです)で前者だと7%、後者だと2%になります。
日本の去年のインフレ率は3.7%だったとされています。
つまり、前者なら差し引き3.3%の実質金利で、後者だと差し引き-1.3%の金利です。
高インフレかつ低金利の状況では、「実質金利がマイナスになる」現象が見られます。
今の日本はこの状態です。この状態になると、インフレ率は高進し、止まらなくなり通貨はその機能を失います。早急に4%~5%まで日本も利上げをしなければその様になるでしょう。ということは今の内に借りておく方がお得です。
  • 参考になる:1
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

3 件中、1~3件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ

Yahoo!不動産で住まいを探そう!

関連する物件をYahoo!不動産で探す

売る

家を売りたい!と思ったら

不動産会社に無料で査定依頼ができます。

知る

Yahoo!不動産マンションカタログ

マンションのスペック情報だけではなく、住んでいるからこそわかる、クチコミ情報を提供しています。
たくさんのマンションの中から、失敗のない「理想の住み替え先」がきっと見つかります。

ページの先頭へ

Yahoo!不動産アプリをダウンロード
JavaScript license information