教えて！住まいの先生

雨押さえ板金ですね
瓦屋根にはだいたいついてますよ

壁と屋根との取り合いは垂直に交わってますから一番雨漏りしやすく
モルタルやコーキングだとひび割れますので
粘りがあって耐久性のある板金を使って水切りします

こんな感じに増築すれば仕方ないでしょう
普通は上の屋根をもっと張り出したり
寄棟にしたり入母屋みたいにすれば格好つきますが
費用ははねあがりますし
このように切妻にとってつけたようにすればこんなもんでしょう
新築じゃないんですからプランにも限界があります

それから勘違いしてますが瓦屋根はメンテナンスフリーではありませんよ
瓦自体は５０年余裕で持ちますが
ルーフィングはそれほど持ちませんし
棟などがモルタルや漆喰使っていれば
瓦いったん外して乗せ換えや葺き替えは必要なんです

それくらいは板金さびませんので
２０年とかして葺き替えの際についでに交換すればいいです

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雨おさえ板金の端部で
壁止まり板金と言ったり雨返し板金といったりします。

意匠的にもうちょっと目立たないような方法があった気はしますが
大きければ大きいほど有効です。

この板金がなければうまく水が樋に排出されなかったときに外壁を汚したり、写真奥側の外壁内に水が侵入することがあります。
これとは別にコーキングはするのでなかったとしても数年は雨漏りはありえませんが、コーキングは比較的早く劣化するので二重にという感じです。

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＞錆びないのでしょうか？
板金の材質によります。アルミやステンレスならほとんど錆びません。
一般的な住宅ではガルバリウム鋼板というメッキした鉄板が使われることが多いと思いますが、
塗装もしておりますし、谷部で日差しもそう強くないと思いますので、ガルバリウム鋼板だったとしても数十年は大丈夫だと思います。

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