教えて!住まいの先生

Q 就職先のマンション管理の仕事についてご質問させて頂きます。

不動産業界未経験ですが、この業界への就職を考えている者です。

将来(定年退職後など、かなり先になるかもしれませんが)、独立も視野に入れております。ただ、独立に関してはまだ迷いもあります。

「この業界で独立するには仲介・管理の仕事を経験したほうが良い」というアドバイスをこの知恵袋で頂いた事をきっかけに、就職先を探す中で下記のような「管理」の職種を見つけました。

▼営業企画職
http://p.tl/Pqc7

▼プロパティマネジメント職
http://p.tl/rRvS

▼マンション管理マネジメント職
http://p.tl/ZKcu

リクナビにも求人広告が掲載されており読んでみたのですが、正直な所、これら3つの職種の違いがよく分かりません。お互いにどのような位置関係にあるのかが把握ができません。

例えば「プロパティマネジメント職」は「マンション管理マネジメント職」の経験者が就くような上位の職種なのでしょうか?

これら3つの職種の違いと位置関係について、教えて頂ければ大変ありがたいです。


また、不動産業界で独立と言っても、個人投資家になるか、法人を設立するかでまったく道も異なるかと思いますし、個人・法人それぞれで、オーナー・売買・管理などなど、従事する内容も変わってくるかと思います。ここでご質問ですが・・・

上記3つのような職種での経験を積んで行った場合は、独立する際に拓けてくる業務内容としてはやはり「ビルやマンションの管理」業に限られていくのでしょうか?もしも売買業で独立したいならば、やはり管理だけでなくそちらの職種も会社員時代に経験した方がよいでしょうか。

今、将来を見据えてどのような会社の、どのような職種を選択するべきかで大変悩んでおり、専門家の方のご意見を仰ぎたいと考えました。

アドバイスを頂ければ大変ありがたいです。

どうぞ宜しくお願いいたします。
補足

早速ご回答を頂きありがとうございます!お陰様で3つの職種につき疑問を解く事ができました。独立を考えるのは後者、つまり「自由を得るための」です。この時点で私は道の選択を誤っているのかもしれません。本田健氏、ロバート・キヨサキ氏が本で「不動産収入を持つ事」を勧めていた事が独立を考え始めたきっかけです。しかしやはり自分の場合は不動産業界への就職は控えた方が良いようにも思えます。

質問日時: 2013/4/8 23:01:48 解決済み 解決日時: 2013/4/11 04:39:06
回答数: 1 閲覧数: 532 お礼: 50枚
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答した人: 土屋 輝之 さん 回答日時: 2013/4/11 04:39:06
専門家
はじめまして不動産コンサルタントの土屋輝之と申します。回答リクエストありがとうございます。

早速ですが、h2hhh1hh11さんのご質問に回答させていただきます。

まず、ご質問にある三種類のリンクされたページの職種についてお答えします。
▼営業企画職
新たに分譲されるマンションのディベロッパーまたは既存マンションの管理組合から新規に管 理業務を受託する営業職です。
何れのケースも相手方は個人ではなく法人または管理組合ということになり、企画力やプレゼ ン能力が要求される仕事です。
規模の大きなマンションの管理組合にプレゼンを行う場合、時には数百人程度の所有者や居住 者の前で話しをすることなどもあります。

▼プロパティマネジメント職
業務を受託しているビルのオーナーおよびテナントに対する報告や新たなテナントの募集、契 約、入退去時の条件折衝などの業務です。
不動産の賃貸および管理は業務を受託している建物の種類や規模にもよりますが、主な相手方は法人で個人を相手にすることは比較的少ないのではないでしょうか。

▼マンション管理マネジメント職
管理業務を受託している分譲マンションの管理に特化した業務です。
管理組合や理事会を相手に建物や設備の清掃、点検、定期補修など維持管理に関することすべ てを行います。
管理の主な対象部分は共用部分となりますが、個人の所有者や居住者を相手として専有部分に関する業務を積極的に取り入れることが業界のトレンドになっています。

これらの職種の位置関係ですが分野の違うもので上下関係はなく、ご質問にある「プロパティマネジメント職」は「マンション管理マネジメント職」の経験者が就くような上位の職種という事はありません。

次に、将来独立することを視野に入れた職種の選択についてですが、ご質問の文中からはh2hhh1hh11さんにとっての独立を目指される理由が、自分がやりたいことをやるためのものかより多くの報酬を得ることや自由を得るためのものであるのか判然としませんが、アントレプレナー(起業家)としての独立をイメージされているとすれば、何れの職種に就くのかが問題で はなく、常に多様な角度から問題意識をもって仕事に取り組む姿勢を養うことが優先課題なので はないでしょうか。
また、イントラプレナー(社内起業家)としての独立も視野に入れるとしても同様です。

したがって、将来の独立を踏まえ戦略的に業種を選択するのではなく、今現在自分が一番やりたいことや興味を持てる業種を選ばれることが大切なのではないでしょうか。

以上、ご質問の回答になりましたでしょうか、参考にして頂ければ幸いです。

【補足への回答】
h2hhh1hh11さん 補足コメントありがとうございます。私自身、不動産業界に長く身を置いておりますので魅力ある業界であると認識しておりますが、不動産投資家になることと不動産業界への就職はまったく質の異なるもので、双方をリンクさせて考える必要はなったくないと思います。現に不動産投資家の方々の多くは異業種に身を置いています。
また、逆に不動産業界の方が不動産投資を行なっている方をあまり存じ上げません。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2013/4/11 04:39:06

補足へのご回答も頂き本当にありがとうございます!非常に興味深く読ませて頂きました。私は不動産投資家になりたいのですが、そのためにはこの業界の方々と同じかそれ以上に業界知識がなければダメ、対等にわたり合っていけないと思っていました。ですので頂いたコメントは自分にとっては衝撃的でした。この件につきましては、後日もしかすると再度、ご回答リクエストをさせて頂くかもしれませんm(_ _)m

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