教えて!住まいの先生

Q 建築士さんへ質問です。2×4の家って震度7でも倒れないって本当ですか?(丘の上?で地盤問題無し、耐震等級も3です)耐震、免震装置はついていないようなのですが…

質問日時: 2018/10/19 11:01:21 解決済み 解決日時: 2018/10/22 09:41:16
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ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2018/10/22 09:41:16
震度7は地震において最大値なので、震度7の程度によります。
仮に熊本地震の震度7レベルでお話しますと・・・

耐震等級1でも「倒壊」判定はありませんでした。
原因不明や手抜き工事を除いてになりますが。
http://mainichi.jp/articles/20160913/k00/00m/040/154000c
こちらの毎日新聞をご参照ください。

また別の調査では耐震等級3は「無傷」か「一部損壊」の判定しかなりませんでした。

したがって、熊本地震・本震クラスなら大丈夫だと言えます。
ただし直下に断層が無い場合です。
直下に断層があれば、どんな家でも倒壊します。

>2×4の家って震度7でも倒れないって本当ですか?

2×4工法だから丈夫なのではなく、耐震等級3だから丈夫なのです。
耐震性は「家の重さに対する、必要な壁量の何倍あるか?」で決まります。
必要壁量だけなら耐震等級1、必要壁量の1.5倍の壁があるなら耐震等級3(最高等級)なんですね。
工法によって耐震性は変わるものではなく、2×4工法は耐震等級3にしやすいってだけの話です。

他の回答者で間違いがありますので補足いたします。

>免振ダンパーは大規模(特に高層)な建築物にはかなり有効です。

仰るとおりなのですが、「制震ダンパー」の間違いです。

>また、2×4工法は在来工法と比較すれば耐震性はかなり高いです。

正しくは、在来工法(軸組工法)と比較して何も考えずとも「耐震等級2」「耐震等級3」になってくれる、です。
この理由は先ほど説明しましたとおりです。
しかしながら、在来工法(軸組工法)は今では外周部に面材を使うように変わってきており、2×4工法と軸組工法のハイブリッド工法に変わってきております。

例えば私たちの家は、大地震後に家を建てたのですが、外周部にハイベストウッド、桁上に構造用合板を使ったモノコック構造にしています。これはあくまで軸組工法です。
このように2×4工法と在来工法(軸組工法)は、変わらないようになってきております。


最後に耐震等級3と、耐震等級1の違いを説明致します。
地震に耐えるための壁が1.5倍増える。それだけでは耐震等級1は、耐震等級3になりません。
バランスチェックは耐震等級1でも3でもするのですが、
水平面の強さが適切か、基礎の強さは適切か、接合部の強さは適切か、それらは地震に耐えるために確認しておくべきところンおですが、それを確認し水準以上にするよう義務図けられています。
それぐらい耐震等級3というのは、安全性が確認されているわけです。
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質問した人からのコメント

回答日時: 2018/10/22 09:41:16

別の質問にも実体験を踏まえ回答頂きとても参考になりました。他の皆様もありがとうございます。また、わざわざ参考記事の添付もありがとうございます。素人の私にも理解しやすい言葉遣いで助かりました。

回答

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A 回答日時: 2018/10/21 00:50:50
2×4は一般的に地震に強いと言われますが施工や設計が悪ければ震度7で被害は受けます。在来工法でも施工や設計がしっかりしていれば無被害です。構法よりも施工や設計が重要と言うことです。

2×4は地震以外に結露しやすいと言われます。高温多湿な日本の環境に向いているかは難しいところです。結露で木材が腐れば地震に弱いと言えます。
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A 回答日時: 2018/10/19 17:53:24
震度7っていうのは、地震において最大値なので、力は無限大ということを指します。世の中に震度7に耐えれる建物はないですよ。
一応法律では倒壊は許容されていませんが、震度7で大丈夫なんて言える人はいないです。
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A 回答日時: 2018/10/19 13:10:47
①、2×4の木造枠組工法は、合板張を木枠とした北米壁式工法であり、
木造在来軸組み工法と異なり広い開口が取れ難いから、壁量が多くな
り耐震性高いと云われます。実質は地質地盤と耐震壁量均整次第です。

②、木造在来であっても地質調査報告書によった、基礎支持も安全な
地盤であるか地盤改良杭を施してあり、耐震壁量が1.5倍の三等級で
捻じれの少ない偏心率0.30以下~0.15以内で適正な設計施工だかです。

③、免震装置も軟弱地ではできないし、地盤改良杭に二重の基礎工事
とその工事費が高級車一台分。長期維持管理の業者契約も必要であり。
設計施工で不具合があっても「想定外な地震」で回避されたら疑問。
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A 回答日時: 2018/10/19 11:42:18
私は仕事で構造計算をしています。

通常の住宅では免振装置は不要だと思います。地震の揺れを少しでも抑えたい人には良いと思いますが、コストが非常に掛かります。現在ニュースで問題となっている免振ダンパーは大規模(特に高層)な建築物にはかなり有効です。階が上になればなるほど揺れは大きくなります。倒壊云々ではなく地震動をダンパーで吸収して揺れを小さくする為にかなりの効果が見込めます。

質問者様の建物がどのような仕様(耐力壁・金物・材料等)によっても異なりますが、過去に発生した大地震に基づいた地震動によるメカニズムにおいては現在の建築基準法の耐震基準を満たしていれば倒壊することはないと思います(想定外の地震を含む災害が起きるたびに法改正があり現在の法律があります)。また、耐震等級3(基準の1.5倍)を取得されているのであれば更に安心しても良いと思います。また、2×4工法は在来工法と比較すれば耐震性はかなり高いです。大手HMでは震度7での実験をしていますね。私も実際に目の前で見ましたが何十回も連続で地震動を加えても建物は問題ありませんでした。もちろん建物の形状によって変わってきますが、1つ1つ実験をする事は不可能ですので、大手HMではこの実験で得たデータを基とした社内での規準が数多くあります。こういった事も大手ならではの信用や、逆に価格が高いという事にも繋がっています。

耐震基準については建物が崩壊しない(中にいる人の命を守る)事を目的としていますので、亀裂や仕上げ材の剥離・落下等はあります。今までの大地震では倒壊による人命被害のほかに家具(箪笥や食器棚)の倒壊による被害もあります。家具は極力固定し、倒れないようにすることもかなり重要です。また、耐震は建物の重さに大きく影響してきます。建築基準法では大抵の生活による積載荷重は見込んでいますが、常識外に重量のあるものを上階に置かない(部屋いっぱいに書籍を積み上げる等、一般的な生活基準からは想像できないようなものです)ことも重要です。

ただ、地盤及び傾斜地であれば地滑り、擁壁があれば擁壁の崩壊については発生する地震動・その時の地盤状況(雨で水分を含んでいる、逆に乾燥している等)にもよります。こればかりは起きてみないと解らないとしか言えません。
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