教えて!住まいの先生
Q ロフト付きの木造平屋で、耐震+制震使用で震度6強前後の地震が襲った場合、室内の家財道具は、どの程度の状態になるぐらい揺れますでしょうか。
木造軸組み、2×4、2×6では、かなり結果は違ってくるものでしょうか。
以上二点、何卒ご教授程よろしくお願い致します。
以上二点、何卒ご教授程よろしくお願い致します。
質問日時:
2018/11/1 22:10:57
解決済み
解決日時:
2018/11/5 18:19:11
回答数: 4 | 閲覧数: 130 | お礼: 250枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
A
回答日時:
2018/11/5 18:19:11
揺れに耐えるのが耐震、揺れを吸収するのが制震、揺れを伝わらないようにするのが免震です。
耐震+制震だと建物は揺れるます。そこで壊れないか、建物が壊れないように揺れを吸収するだけなので、転倒防止のない家財などは、ほぼ何もない家と同じくらいに揺れると思います。
木造軸組み工法でも最近は構造用合板を張るので2×4、2×6とそう変わらないと思います。建売とかでサイディングをダイレクトに張った家は別ですが・・・
最近は少しですがこのような金具を付けるところが増えてます。
https://www.smrci.jp/
免震に近い感じですかね。これだと建物に伝わる揺れを半分くらいにしてくれるそうです。これを使った家は熊本地震で倒壊ゼロだそうです。費用も安いそうです。
耐震+制震だと建物は揺れるます。そこで壊れないか、建物が壊れないように揺れを吸収するだけなので、転倒防止のない家財などは、ほぼ何もない家と同じくらいに揺れると思います。
木造軸組み工法でも最近は構造用合板を張るので2×4、2×6とそう変わらないと思います。建売とかでサイディングをダイレクトに張った家は別ですが・・・
最近は少しですがこのような金具を付けるところが増えてます。
https://www.smrci.jp/
免震に近い感じですかね。これだと建物に伝わる揺れを半分くらいにしてくれるそうです。これを使った家は熊本地震で倒壊ゼロだそうです。費用も安いそうです。
質問した人からのコメント
回答日時: 2018/11/5 18:19:11
回答して頂いた皆様のご回答、それぞれ非常に参考になりました。
総じて、耐震+制震では家財に対する揺れは抑止できないということがわかりました。
この皆様共通の回答に加え、今まで知りえなかった減震装置なるものをお教え頂いたこちらの回答者様にベストアンサーを進呈させて頂きたいと存じます。
それでは、皆様大変ありがとうございました。
回答
3 件中、1~3件を表示
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A
回答日時:
2018/11/2 06:26:40
震度6強に耐えられても、大震災では震度7、東日本震災の時は震度8相当の観測がされています。
残念な事に現在の耐震基準は震度6強に耐える事が出来れば耐震住宅になりますので、それ以上に耐えられると言う表記のカタログは有りません。
地震加速度のガル、カイン表示が殆どです。
又平屋では地面や床は基礎と同じ揺れ方をしますので、制振装置は振動の歪みを吸収しますので、建物の損傷は防げますが、室内の家財に対する被害は有る無しで変わりません。
在来軸組工法と壁組み工法では、壁組み工法の方がモノコックを形成しやすく地震の際に有利になります。
しかし、2×4よりも2×6が強いと言う物では有りません。壁組み工法に場合は、耐力壁線、直下率、開口比率などの構造バランスで耐震性は決まるからです。
耐震等級をイメージで言うと、次のようになります。
耐震等級1は100年に一度の地震、関東大震災が基準ですが、約400ガル地震加速度に耐えられる事が耐震等級1です。
耐震等級2の1.25倍は500ガル、1.5倍で600ガル 相当に耐える事が出来ると耐震等級3になります。
しかし、阪神淡路震災は818ガルを観測し、新潟中越地震地震は、1660ガルを観測し、東日本大震災は、2500ガル以上も観測され、30年以内に87%の確率で来る東海地震は1330ガルで来ると言われています。
と言うことは耐震等級3でも壊れてしまう場合があり、最近の九州北部地震で耐震等級3の住宅が倒壊した事例が報告されて居ます。
国土交通相省は2020年に1500ガルに耐えられる様に耐震基準の引き上げると言っていますが、現在でも既に2020年基準で建てている建築会社がある反面、1981年の耐震基準で建てている建築会社も混在しており、耐震等級3が600ガルでも1500ガル超でも取得できる異常事態になって居ます。
公共建築や学校の耐震化も進んで居ますが、 残念ながら600ガルに耐えられる迄の補強工事でしか無いのです。
最近話題の住宅用免震装置ですが、建物が動きますので1200ガル以上に耐えられる設計の免震装置は有りません。
制振装置では1500ガル以上の耐震性能も対応できます。
これから建築すべき住宅は耐震等級3で、かつ1500ガル以上に耐えられる住宅を建築しましょう。命を守る為にです。
残念な事に現在の耐震基準は震度6強に耐える事が出来れば耐震住宅になりますので、それ以上に耐えられると言う表記のカタログは有りません。
地震加速度のガル、カイン表示が殆どです。
又平屋では地面や床は基礎と同じ揺れ方をしますので、制振装置は振動の歪みを吸収しますので、建物の損傷は防げますが、室内の家財に対する被害は有る無しで変わりません。
在来軸組工法と壁組み工法では、壁組み工法の方がモノコックを形成しやすく地震の際に有利になります。
しかし、2×4よりも2×6が強いと言う物では有りません。壁組み工法に場合は、耐力壁線、直下率、開口比率などの構造バランスで耐震性は決まるからです。
耐震等級をイメージで言うと、次のようになります。
耐震等級1は100年に一度の地震、関東大震災が基準ですが、約400ガル地震加速度に耐えられる事が耐震等級1です。
耐震等級2の1.25倍は500ガル、1.5倍で600ガル 相当に耐える事が出来ると耐震等級3になります。
しかし、阪神淡路震災は818ガルを観測し、新潟中越地震地震は、1660ガルを観測し、東日本大震災は、2500ガル以上も観測され、30年以内に87%の確率で来る東海地震は1330ガルで来ると言われています。
と言うことは耐震等級3でも壊れてしまう場合があり、最近の九州北部地震で耐震等級3の住宅が倒壊した事例が報告されて居ます。
国土交通相省は2020年に1500ガルに耐えられる様に耐震基準の引き上げると言っていますが、現在でも既に2020年基準で建てている建築会社がある反面、1981年の耐震基準で建てている建築会社も混在しており、耐震等級3が600ガルでも1500ガル超でも取得できる異常事態になって居ます。
公共建築や学校の耐震化も進んで居ますが、 残念ながら600ガルに耐えられる迄の補強工事でしか無いのです。
最近話題の住宅用免震装置ですが、建物が動きますので1200ガル以上に耐えられる設計の免震装置は有りません。
制振装置では1500ガル以上の耐震性能も対応できます。
これから建築すべき住宅は耐震等級3で、かつ1500ガル以上に耐えられる住宅を建築しましょう。命を守る為にです。
A
回答日時:
2018/11/1 22:48:39
地盤と耐震性能次第
食器棚のワイングラスだけずれる程度から
テレビや冷蔵庫やタンスが倒れるくらいまで
制振は高層ビルなどの技術、一般住宅では実は全く無意味。
腐りきってる日本の住宅業界ならではですね。
木造軸組みと2×6では全く結果は違ってくるでしょう。
食器棚のワイングラスだけずれる程度から
テレビや冷蔵庫やタンスが倒れるくらいまで
制振は高層ビルなどの技術、一般住宅では実は全く無意味。
腐りきってる日本の住宅業界ならではですね。
木造軸組みと2×6では全く結果は違ってくるでしょう。
A
回答日時:
2018/11/1 22:28:25
防災上は家具が固定していない場合は
部屋の端から端まで
飛ぶと考えておいた方が良いと思います
その上で揺れたり、その場で転倒したりするのは
ラッキーなパターンだと思った方が良いかと
建物の耐震性や揺れ方は
工法により異なるかもしれませんが
内部の家具には慣性が働きますから
建物の揺れが直接関係しない可能性もあります
例えば敷地自体が2m瞬間的に横に揺れると
家具は慣性によりその場に留まろうとしますから
室内側からすれば
家具が2m横に瞬間的に飛ぶことになります
僕は固定していない家具や家電は飛ぶという想定で
L型金物で壁にビス固定してあります
個人的に突っ張り程度では保持出来ると考えていないためです
当然ですが壁は予めビスが効くように
石膏ボードの下の内部全面に合板が施工してあります
部屋の端から端まで
飛ぶと考えておいた方が良いと思います
その上で揺れたり、その場で転倒したりするのは
ラッキーなパターンだと思った方が良いかと
建物の耐震性や揺れ方は
工法により異なるかもしれませんが
内部の家具には慣性が働きますから
建物の揺れが直接関係しない可能性もあります
例えば敷地自体が2m瞬間的に横に揺れると
家具は慣性によりその場に留まろうとしますから
室内側からすれば
家具が2m横に瞬間的に飛ぶことになります
僕は固定していない家具や家電は飛ぶという想定で
L型金物で壁にビス固定してあります
個人的に突っ張り程度では保持出来ると考えていないためです
当然ですが壁は予めビスが効くように
石膏ボードの下の内部全面に合板が施工してあります
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