教えて！住まいの先生

１は、お隣が原因と断定はできませんが、気になる人にはやめる理由になるでしょうね。業者の説明責任の範囲になると思いますので、事前説明をしてもらえば良いかと思います。入れ墨の彫り師なのかどうかくらいは確認しているでしょう。

建売住宅の場合、土地の販売もあるので、業者は宅地建物取引業の免許が必須になります。その場合契約前に宅地建物取引士によって重要事項説明をする義務があるので、契約の判断に必要だからと言えば必ず説明します。嫌がるようなら、もうそれだけでその業者と契約するのはやめておいたほうがいいと簡単に判断できます。

あなたにとっては気にならないということなら問題が無いので、お隣の問題は無くなりますが、見た目より安い理由というのはいろいろと複合しているのが普通なので、そのほかの問題点も重要事項説明書からしっかりと確認し、自分にとっては問題ないことなのか確認した方が良いでしょうね。

ゴミステーションがくっついているから安いなど、気持ちの問題で片付く場合もありますが、法律上の接道問題や、境界争いが解決していないとか、建て替え不可の市街化調整区域など、法律上の問題点がある場合は、自力では解決できません。

黙っていると契約のハンコを押す直前にさらっと流される程度の説明で、いまさら契約しない選択なんてできない雰囲気を作られてしまうので、最低でも契約の決断をする前には説明を受けるべきです。

２は潤沢な資金があるのでしたら、そういう考え方もありかと思いますが、家はやはりご夫婦で気持ちがひとつになることが一番重要なので、そこをメインにして検討した方が良いと思いますよ。自分は家を何軒も建てたり購入した経験があるので自分の考えの方が現実的と押しつけるような話では無いと思います。

まずは奥さんの気持ちに寄り添って検討するのが良いかと思います。もちろんあなたにとって不満な家であっても良くないので、あなたの率直な意見も伝え、また奥さんの意見もすべて受け入れて、それから展示場巡りや新築見学会などをじっくり経験して、きもちがひとつにまとまるのを辛抱強く話し合うことですよ。一本に絞るのではなく、建売も注文もマンションもすべて平等な選択肢として、並行して検討すれば良いと思います。

どのようになるか経験値からおおよそ想像がつくあなたにとっては無駄な時間に感じるかも知れませんが、最低でも半年くらいは疲れない程度に検討を続けてみると、夫婦共通のおおよそのイメージが固まると思います。

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