教えて!住まいの先生

Q 6月頃の豪雨の影響で自宅が床下浸水をしたあと、一階を使っていなかったため特に床下の水抜きや清掃などをせずに現在まで放置しています。

久しぶりに一階に降りて床を掃除していたところ、畳に沈む箇所があることやフローリングが全体的にその下の横木が浮き上がるような形でたわんでいること、一階全体がそこはかとなくカビ臭くなっている(床下にカビが繁殖している?)ことに気づきました。
現状、二階だけで生活は完結しており、一階にあるものは全て捨てていっている状態なので、一階の内装や置いてあるものがすべて朽ち果てても問題はないのですが、そのせいで家の本体部分に何かしらのダメージが及んだり、二階にまでカビが回ってきたり、あるいはシロアリが侵入して二階に続く階段や二階の内装にまで影響があると困ります。
この状態から床下の状態を調べてもらって必要な対処を行ってもらおうとすれば、どういった種類の業者さんを探すのが適切でしょうか。

なお、対処の方向性として今考えているのは、

・今後また水害が発生する前提で、一階が浸水しても二階の居住性や安全、快適性に影響しない作り(一階の内装をすべて撤去し、床、壁、天井すべてコンクリートをむき出しにして、床だけは工場や物流倉庫の床のようにコンクリートの床のどこかに排水溝をつけるとか……?)にする
・上記の対処を行ったことによる二階の住居部分への影響(一階の断熱性がなくなったことによる暑さ寒さ、コンクリートからの湿気など)をなくす

という二点です。

住んでいる地域に家族、親族を含め知り合いがおらず、今まで人生の中で家の手入れのために業者を呼んだりしたこともないため、適切な業者を探す方法や基準もわからない状態です。ご存知であれば、業者を選ぶための基準や方法もお教えいただければ幸いです。
補足

家そのものについてですが、鉄筋コンクリート造で、祖父母が結婚してすぐ建てた家で図面等は残されておらず、建築当時のことを知るものは全員他界している上床下にはいるための入口もないため基礎のつくりはどうなっているか不明です。

質問日時: 2023/12/19 20:53:27 解決済み 解決日時: 2023/12/22 01:20:58
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A 回答日時: 2023/12/22 01:20:58
まず補足部分から、鉄筋コンクリートだと記載がありますが、昭和30年頃までは鉄筋のコンクリートではなく「モルタル」で、しかも現行水準とは似つかない貧相な「鉄筋(モルタル造)」の住宅が多かったので、果たして鉄筋『コンクリート』かの部分もちょっと疑いありです。
「針金モルタル」の住宅が一定数あります。

'81年の建築基準法改正より前は耐震強度も現在より低く、既にモルタル柱にヒビが入り、露出した鉄筋に水が掛かって腐食(=強度ゼロ)になっていてもおかしくありません。

床上浸水に至るほどなら、浮き上がろうとする力で「かさぶた」的に繋がっていた基礎と柱が引き剥がされてもおかしくありませんし、いずれにせよ細密な点検を受ける必要があろうと思います。
住んでて大丈夫なのかかなり疑問です。
補強して云々のレベルにもなければ建て替えです。

費用がどうかは別として、フローリングや畳の交換は言わばごく簡単な種類のものなので無視するとして、躯体(基礎、構造柱、構造梁)がどうなっているかの点検が必要です。

非建築士の住宅診断士に一通りを見ることが出来るとは思えないので、崩壊を待ちながら今のまま住むか、30-100万円ぐらいは掛かると見込んで、建築士や施工管理技士を持つ建築事務所などに問合せられて下さい。
いくらか親切な設計事務所に連絡すれば「うちはそういうのやってないけど、〇〇みたいな所に問い合わせれば返事が聞けるんじゃないか」くらいは教えてくれると思うので、そんな感じで繋いでいってください。
自営業どころか事務所も構えない自由業の住宅診断士は絶対におやめください。

資格を持っているのみの、例えば家具にも各種デザインにも仕事で携わったことがないが「インテリアコーディーネーター保有」なことと同レベルのホームインスペクターもいるので、その資格だけで判別するにはインスペクターは頼りないのです。英語を話せなくても英検2級やTOEIC700点の人がいるのとも近いかもしれません。

無論、大工を20年以上やってきたとか現場監督を10年以上やってきてホームインスペクターになった人も含まれますが、そうでない資格者もいることに注意が必要です。

躯体の診断には目視点検、打音検査(空洞化していないか、材が均質かを推定する)、エコー装置を使った超音波検査などがあって、建物が古ければ古い分だけ実態把握には詳しい確認が必要で、'20または'81を跨ぐごとにぐんと費用が上がるものと思っておきましょう。

1階部分は何らかの改築やフルリフォームが必要なことはほぼ確実のようですから、畳や床を遠慮なくバリバリベリベリ剥がして見てもらったほうがいいでしょう。点検口もないとなると、「壊しちゃやだ」で全ての点検が中断されてしまいますし、そこは諦めて下さい。

また浸水や腐食があるかどうかは見ないと分からないので、階段なども一部は破壊して確認し、柱や枠が無事かどうかを見る必要もあるかもしれません。

高床式住宅の発想は失礼ながら、ちょっと笑ってしまいました。
水浸しの状態で半年も放置していたなら全壊の可能性も十分ありますよ。
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