教えて!住まいの先生

Q 能登半島地震で壁にひび割れ、柱に亀裂、傾きがある家について。このまま住んでいて大丈夫なのか不安です。

金沢市内の築60年の賃貸住宅に住んでいます。1月1日の能登半島地震で家の壁20ヶ所以上にひびが入りました。
壁のひびが一番多い場所にある柱2本に天井から床まで縦に繋がる太い亀裂が入っています。柱の亀裂の横幅は広いところで7mm、定規を差し込んだら深さは1cmありました。
家の傾きは元々ありました。地震でさらに大きく傾いたという感じはしませんが、建物自体傾いている為、倒壊しないか心配です。
傾きについてはホームセンターで下げ振りという機械を買って調べたら、1mにつき11mm(11/1000)の傾きがありました。
国による被害認定基準では「半壊」に該当していました。ただ地震で傾いたわけではないので、半壊にはならないと思うのですがそのレベルの家に住んでいたのが衝撃的です!この家に住んで3ヶ月目です。

管理会社には連絡し、瓦屋根の修理に来てくれるようですが、安全性の確認には来てくれないようです。管理会社やオーナーの方で耐震診断や建物診断をして欲しいのですが、どのようにお願いしたらして貰えるでしょうか?

週明けに金沢市役所に相談してみようと思いますが、家の安全性を確認するために他に出来ることはありますでしょうか?

書きたいことがありすぎて上手くまとまっていませんが、建築の専門家の方や不動産関係大家さんなど詳しい方がいらっしゃいましたらお答えお願います。
質問日時: 2024/1/7 23:18:47 解決済み 解決日時: 2024/1/14 14:30:28
回答数: 7 閲覧数: 1283 お礼: 0枚
共感した: 3 この質問が不快なら

ベストアンサーに選ばれた回答

A 回答日時: 2024/1/14 14:30:28
市役所や建築士事務所協会または建築士会に依頼して診てもらう事をお勧めします。
が、それは管理会社(オーナー)の仕事。管理会社(オーナー)が動かなければ、そんな危ない物件はとっとと見切りをつけて引っ越す事です。
次に大きな地震が来ると本当に倒壊するかもしれませんよ。

1級建築士より上位の構造設計1級建築士のオジサンより。
  • 参考になる:3
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この回答が不快なら

質問した人からのコメント

回答日時: 2024/1/14 14:30:28

構造設計1級建築士さんからの回答とても参考になります。金沢市役所に家の診断をお願いしましたが、大家からの依頼しか受けられないとのことでした。管理会社から派遣されて来た業者(うちをリノベした会社と思われる)に確認したところ「診断してもらうのは難しい」とのことでした。管理会社(オーナー)も動かなそうですし「そんな危ない物件」とハッキリ書いて頂けたので諦める覚悟がつきました。ご回答ありがとうございました

回答

6 件中、1~6件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ
A 回答日時: 2024/1/14 10:11:24
元々だったかもしれないけど、地震でこうなったと説明して半壊認定受けて下さい。
家主は何ももらえませんが、入居者が被災者なので支援金がもらえます。
また、家の補修後、同じ家に住んでも、被災者が家を借りているということでみなし仮設に認定される場合もあります。
東日本大震災の時に問題になったのですが、改善されていないのであれば今回もそのままだと思います。
災害時は不動産を持ってる人ではなく、賃貸入居者が得をするシステムになっています。
  • 参考になる:0
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2024/1/10 13:05:26
今回の能登半島の地震のパワーが大きいってよ。
それは、日本海沿岸の独特の地形に関係あるみたい。



「阪神淡路大震災の約3~8倍の強烈エネルギー」
日本海側特有の入り組んだ断層が連動か
「能登半島地震」を専門家解説
1/4(木) 19:13配信
FNNプライムオンライン


最大震度7が観測された能登半島地震。発生から3日たった今も大きな地震が続き、被災者の健康面などが心配な状況だ。

「能登半島地震」日本海側特有の入り組んだ断層が連動か


地震発生のメカニズムなどについて研究している京都大学防災研究所の西村卓也教授は、去年から警鐘を鳴らしていた。

なぜ今回の地震は大規模で広範囲に及んだのか?

今後も大きな地震は起きるのか?など改めて聞いた。


今回の能登半島地震は、ある程度予測できたのか?


京都大学防災研究所 西村卓也教授:
一言で答えるのは難しいのですが、2020年頃からこの地域では地震活動がずっと継続していたために、最悪のシナリオとしてはマグニチュード7クラス、今回のような地震が起こる可能性は指摘していました。

ただ、それがいつ起こるのか正確に予測することはできませんでした。




■日本海側特有「入り組んだ断層」が連動して大きな地震となった


今回の地震が大規模で広範囲に及んだ理由を見ていく。今回の地震を発生させた断層は、能登半島西端から佐渡島近くまで、長さ約150キロに及ぶ可能性があるという。

西村教授によると、震源の深さがごく浅かったため、地震の揺れの威力が増したということだ。



京都大学防災研究所 西村卓也教授:
この地震はマグニチュード7.6と大変大きかったです。震源の深さが浅いということで、揺れがより大規模で広範囲に及んだ原因となりました。

マグニチュードから地震のエネルギーが計算できまして、今回の地震のエネルギーは兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)のだいたい3倍~8倍ぐらいと、非常に強烈なエネルギーを放出した地震だといえます。

また地図で示されているように、能登半島周辺には断片的に活断層が存在していて、この断層が複数連動連鎖して、長さ150キロにもわたる長い断層が結果としてずれるということになります。

断層が長いとそれだけ放出するエネルギーも大きくなるので、今回規模が大きくなりました。




西村教授によると、日本海側特有の「入り組んだ断層」のため、今後も地震に注意が必要だという。1日に発生した地震以降、3日時点で震度1以上の地震が500回を超えている。

京都大学防災研究所 西村卓也教授:
地図の赤い線が断層ですけれども、そこに示されたように断層がいっぱいあるんです。地下でもさらに複雑に絡み合っています。

一つの断層が動いたことで、その周囲の断層がかなりいろんなところで動いているというのが、日本海の地震の特徴になります。

今回起きたマグニチュード7.6レベルの地震が今後すぐに起こることは考えにくいですけれども、多少規模が小さくても能登半島の直下で起これば震度7の地震が起こりえるというふうに考えています。




いつごろまで大きな地震への警戒が必要なのだろうか?


京都大学防災研究所 西村卓也教授:
震度7になるような地震は、だいたい本震から1週間ぐらいの間が目安と言われていますので、まだ3~4日十分注意が必要だと思います。

また今回の地震の周辺部、佐渡の方とか、あるいは石川県の金沢沖の方の断層でも、今回の地震でストレスがかかっていると思いますので、今後そういうところで長期的に地震に対する注意が必要だと思います。




■「流体」が能登半島地震のタイミングを決めた一因になったか

今回の地震が発生した原因として、西村教授は「流体」がキッカケになったのではないかと見ている。

流体というのは地中に含まれる水などで、これが断層に染み込んで、滑りやすくなるということだ。2020年から発生していた群発地震の原因とも言われ、今回の地震も流体がキッカケで起きたと言えるのだろうか?



京都大学防災研究所 西村卓也教授:
もともと活断層に地震を起こすための歪み、エネルギーがたまっていないと地震にはなりません。

そういう意味で、流体がなくてもそのうち地震が起こることは避けられないことだったんですが、なぜ今回2024年1月1日に起きたかと考えると、流体が2020年から上がってきたことによって、周囲の断層が動きやすくなったため、この1月1日に地震が起こったトリガーになったと言いますか、タイミングを決めた一つの大きな要因にはなっていると思います。



逆に言うと、流体の動きなどが観測できれば、地震予知に使えるのか?


京都大学防災研究所 西村卓也教授:
後から考えてみて、流体の動きを見ることによって地震を予測できたかもしれないとは思うんですけれども、全ての地震において流体が関わっているということはまだ証明されていませんし、実際、観測例もほとんどないです。

ということで、地震予知に将来使えるにしても、まだまだ研究段階だと思います。



関西にも流体は存在するのか?


京都大学防災研究所 西村卓也教授:
関西のあたりでも流体が関係している地震が知られています。有名な例は明治時代に、1899年から1900年にかけて、有馬温泉付近で能登と同じような群発地震があったとことが知られています。

それから2022年3月の京都府南部の地震、2021年3月の和歌山県北部の地震、こういったところでも周辺に流体があるということがいろんな調査から分かってきていますので、流体が関連している地震だと言うことができると思います。




■建物の倒壊が目立って多かった


今回の地震で特に目立っているのが、建物の倒壊が多いことだ。石川県内では4日午後2時時点で全壊・半壊が213棟で、輪島市と珠洲市は全容調査中だということだ。

ちなみに珠洲市の耐震化率は2018年時点で51パーセントとなっていて、全国平均の87パーセントぐらいと比べて非常に低くなっている。

また輪島塗の「五島屋」ビルが横倒しに倒れたのだが、1972年に建設された建物で、1階がビルトインガレージになっていたということだ。家屋の倒壊についてはどう見るか?


京都大学防災研究所 西村卓也教授:
まず地震の揺れが非常に強く、規模が大きく、震源が浅かったということで、木造家屋を特に揺らすような地震の揺れが出ましたので、この地域にある伝統的な古い家屋にダメージを大きく与えたと言えます。

また倒壊したビルですが、1階の開口部が大きくて柱や壁が少なく、どうしても耐震性が落ちる構造になっていて、転倒してしまったのだと思います。

耐震化されていない建物は耐震化工事が必要だとされる。

関西テレビ 神崎報道デスク:
今回もやはり古い木造家屋に集中的に被害が出ています。1980年代前半に耐震化の基準が設けられまして、それより前の古い建物はやはり耐震性が劣るということで、本当は建て替えがいいのですが、まず耐震補強が必要になってくると思います。

まず耐震診断を受けてもらった上で補強しないといけないのですが、費用は自治体から一部補助金が出たりする場合はあるのですが、結構持ち出しでやらないといけないこともあります。

あと低金利のローンがあったりします。やっぱり人の命には変えられないので、何とかやってもらって、耐震化を進めてもらいたいです。

阪神淡路大震災の後、全国的に耐震化が広がったんですが、今回大きな被害が出た地域はまだ耐震化が進んでなかったということで、このような被害に遭ったと思います。



■南海トラフとの関連は?

ここで視聴者から質問。


Q.今回の能登半島地震と南海トラフとの関連性は?

京都大学防災研究所 西村卓也教授:
この2つにはあまり関連性はないというふうに考えます。南海トラフと能登半島はかなり距離が離れています。南海トラフと関西の地震は関連があるということがいわれているんですけれども、能登半島ほど距離が離れますとあまり影響はないんじゃないかと思います。

南海トラフ地震と流体との関わりですが、海のプレートの中には流体がいっぱい含まれていますので、南海トラフの方に上がっていって地震を引き起こすというようなメカニズムも提唱されています。



Q.津波の到達が早かったのはなぜ?震源が浅かったから?

京都大学防災研究所 西村卓也教授:
震源の浅さというのは到達時間にはあまり関係せず、地震で動いた断層の位置と海岸線の距離が近かったのが、今回津波が早かった原因です。

日本海側の地震というのは、断層が陸のすぐそばにいっぱいあります。

ですので断層のところで生成された津波が陸地に伝わるまですごい短い時間で、早く来てしまうことがあります。


一方で南海トラフとか日本海溝で起きる地震は、震源から陸までにある程度の距離がありますので、一部を除けば30分とかある程度時間があって津波が来るというところで、距離の差が到達時間の大きな差を生んでいると思います。


関西では南海トラフ地震が近い将来に必ず来ると言われている。しっかり備えておく必要がある。

(関西テレビ「newsランナー」 2024年1月4日放送)

関西テレビ


https://news.yahoo.co.jp/articles/75367e2c9f2efbdb90101453bfa3323ed1cae74a
  • 参考になる:0
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2024/1/9 00:36:36
今回の地震で被災した住宅を見ると
圧倒的に瓦屋根の家ばかり倒壊した家が多いのは事実です、昔の瓦屋根ですと30坪ほどの日本家屋の屋根の重さは
土も入ってるので30トン超える建物もザラにあります、ですのでできれば瓦をカラーベストか金属屋根に変えてくれないなら退去した方が賢明です。
昔の家は屋根が重たすぎて大変地震には弱くて危険です、氷見市でも倒壊した家は全て瓦屋根の家ばかりです。
屋根に象が5匹ほど乗ってる重さなので夜中に寝ていて倒壊したらまず命はありません。在来工法の瓦の家ですと土台から耐震金物取り付けて家がバラけないようにしてから屋根を軽いカラーベストなどに変えないと全く倒壊リスク減りません。
(´-ω-`)
  • 参考になる:1
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2024/1/8 20:17:45
これだけヒビが入っていると、そのままでは耐震強度はかなり落ちていると思いますので、地震が多い地域で住むのはかなり危険かと。
しかも柱の亀裂があるとなると、築60年の家はただでさえ耐震強度が近年の家より低いので危険です。
  • 参考になる:1
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2024/1/8 00:05:01
2021年から能登半島は有感地震が桁違いに増えて 群発地震状態です
今回多くの建物が倒壊しているのは この3年で震度5を何度も食らったからです
今後も能登半島では地震が頻発する様ですから 可能なら比較的新しい物件に引っ越しする事をお勧めします 無駄に命を失わないために
  • 参考になる:0
  • ありがとう:0
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

A 回答日時: 2024/1/7 23:31:16
大阪で大きな地震が起きた時に家が少し壊れました。二戸一の家だったり、賃貸だけど、周りが大家さん一族で埋まってたりと多少は特殊な状態だったとはいえ、すぐに問題が起きそうな個所は大家さんが修繕をしてくれましたが、全部綺麗にとまではいかず、屋根裏にはがれきの一部が現在でも乗っかったままだろうと思われます。

そういう状態でしたが、こちらの家も壁の一部が割れていたので半壊認定を受けて、その後の復興の支援募金の割り当てをいただける事となり、かなり助かりました。

今回の震災についても基本的には同じような流れだと思いますので、まずはそのままで生活できるか、できないならできるところまで管理会社に修繕してもらうかして、並行で役所に連絡して、状態を見てもらって、半壊状態の認定を受けて、支援金をいただくような形になるかと思います。その時まで少し時間はかかるだろうと思いますが、安全性はその時に合わせて確認するしかないだろうと思います。早期はご自身の判断によるしかないでしょう。すぐに調べたいなら、建築関係に頼むしかないだろうとは思いますが、その方面の人もしばらくは忙しくて難しいかもしれないですね。

我慢して住むか、別のところに引っ越すか、一時的にどこかに避難するか、ご自身で判断するしかないかもしれないです。
  • 参考になる:1
  • ありがとう:1
  • 感動した:0
  • 面白い:0

この質問が不快なら

6 件中、1~6件を表示

  1. 前へ
  2. 1
  3. 次へ

Yahoo!不動産で住まいを探そう!

関連する物件をYahoo!不動産で探す

売る

家を売りたい!と思ったら

不動産会社に無料で査定依頼ができます。

知る

Yahoo!不動産マンションカタログ

マンションのスペック情報だけではなく、住んでいるからこそわかる、クチコミ情報を提供しています。
たくさんのマンションの中から、失敗のない「理想の住み替え先」がきっと見つかります。

ページの先頭へ

Yahoo!不動産アプリをダウンロード
JavaScript license information